テーマ:DVD映画鑑賞(14163)
カテゴリ:映画の国がくれる幸せ
【特価DVD】アントキノイノチ スタンダード・エディション 「アントキノイノチ」って映画を観ました。 この映画を観たのは、榮倉奈々さんが、インタビューで この映画に出てから物をたくさん持つのがいやになり 洋服もあまり持たなくていいやと思えるようになったと答えていたから。 どんなかたづけ本を読んでも一向に物が減らない私…(^^♪ この遺品整理という仕事に取り組む若者たちの映画を観たら、 ちっとは片づける気になるかな~という かなりどうでもいい動機で、この映画を観ました。 観終わった感想としては… やっぱり物を捨てたくなります(^^♪ いつかは来る死。突然来た場合、絶対、誰かが自分の遺品整理を するのなら、それはちょっと恥ずかしい(^^♪ この映画のように第三者に片づけられるのも恥ずかしいけど 身内ならもっと恥ずかしい… だから、少しは片づけなきゃ~と(^^♪ やはり、本よりビジュアルでハートに訴えかけてくる映画はいいですね(^^♪ で、肝心の映画の感想ですが… 可もなく不可もなく… もう少し描き方があるのでないかな~。 友人の自殺に苦悩する主人公も、学生時代のいじめに まつわるエピソードの描き方が雑であまり共感できませんでした。 レイプされ、その時、妊娠した子供の命を失ってしまう 榮倉奈々さん演じる女性の気持ちも… 榮倉さんが淡々と語っているだけなのでいまいち共感できず… せっかく傷を持った主人公二人が遺品整理業という 特殊な仕事を体験することで 人を信じる気持ちをもう一度思い出すことを表現したいのなら もう少し共感に訴えてもよかったのではないかと…(~_~;) だから、この映画は、そんなに面白かったというわけではないのですが、 今まで120歳ぐらいまで生きる予感がして あまり自分の死を意識しない私も 「明日は何が起こるかわからない。終わりが来ても 後悔しないくらい最善を尽くそう」という気持ちになった点は 観てよかった映画なんじゃないかと~。 中でも子供の図工の作品をずっと大切に保存していた お父さんのエピソードとかよかったな(~_~;) 私も実家に帰ると小6の時の、粘土で作った焼き物が まだ燦然と廊下に置かれています(笑) 親にとっては子供の作品なんて どんなアーティストにも負けない、世界でひとつの傑作なんでしょうね~(^^♪ 人が生きている間に遺すもの、それが誰かの希望に つながるのは嬉しいものですが ずっと大切にされていたことを 人の遺したものの中に読み取ることができるのもまた嬉しいことです。 あと、私は死んでも、私には作品があるので 「毎日は素敵工場」とか「君に希望をあげる」とか こういう詩が私の死後もずっとこの世界に残ってくれたらいいな~ そして、この世界に何か一編でも、豊かな言葉の世界を遺すべく これからも邁進していきたいと思うのでした。 「生から死を見る」ことと「死から生を見る」こと こういった視点を忘れずに 命ある今日を大切に生きていきたいですね~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年09月29日 08時01分31秒
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