テーマ:☆詩を書きましょう☆(8524)
カテゴリ:windyの詩&写真
風と入道雲と花火だけではなくて いつまでも永遠に続くきらめきだった 私たちは知っていた あの夏が永遠になることを 何をしても楽しくて 何を話しても笑った でもそこにはどこか終わりの影も見えていた あの冬私たちと一緒にいたのは 雪とマフラーとお互いを温める手だけではなくて いつまでも永遠に続く幸福だった 私たちは知っていた あの冬が永遠になることを 何をしても嬉しくて 何を見ても微笑んだ でもそこにはどこか淋しさの音も聞こえていた 一緒にいるととても楽しくて いつも君を失うのが怖かったよ だけど君を失っても 君の想い出を失うことがないことを 私はあの頃から知っていた だから君といる時の喜びが 何よりも怖かったんだよ あの春私たちと一緒にいたのは 桜と青空と希望だけではなくて いつまでも永遠に続く愛情だった だけど心のどこかで知っていた 永遠に続く愛情ほど 淋しく悲しいものはないことを あの夏君と花火を片手に笑った 私の花火の向こうには君の笑顔が見えた そしてこの空の下 私はまだ花火よりも眩しい 君の笑顔に出会ってしまう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年01月10日 23時06分17秒
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