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カテゴリ:仕事のこと
今日初めて来院された患者さんの中に
夫は70代、妻は60代というご夫婦がいらっしゃいました。 カルテを作成するために保険証の提出をお願いしたところ、 妻は自分の保険証は持って来ていたのですが、 夫の保険証までは用意していなかったようなんです。 再診ならまだしも、初診で保険証を忘れてしまった場合、 残念ながら保険扱いにすることができません。 1度全額自己負担(つまり10割負担)でお支払いいただいて、 後日保険証の確認ができた時点で差額分(1割負担なら9割分)を お返しするというのが、1番正しい方法です。 受付スタッフがそのようにお話したところ、夫は 「そんなにたくさん支払うのは嫌だ、保険でやってくれ」と強く主張! それはできないと説明すると、今度は妻に向かって 「お前が持ってこないのが悪いんだから、取りに行ってこい!」と 怒鳴っていたそうです。 「保険証がどこにあるか分からないから一緒に行って」と言う妻を 無理矢理ひとりで帰らせ、本人は待合室へ。 やることがなくて退屈なせいか、周りの人に話し掛けているのですが その内容は妻の悪口ばかり、、、。 「うちの女房はホントに役立たずでいつも迷惑をかけられている」 「育ちも悪いし器量も悪い、その上頭も悪いから救いようがない」 「子供も産まなかったのに別れずにいてやったことに感謝もしない」 等々、よくもここまで自分の妻の悪口を言えるものだと呆れると同時に たとえ、保険証を忘れたという恥ずかしさをごまかすための言動だとしても、 あまりにひどい内容に、聞いている私たちの方がイライラしてきました(-_-#) 約1時間後、妻が保険証を持って帰って来ても労いの言葉もなく 「時間がかかりすぎだ」と大勢の前でまた怒鳴る始末。 挙句の果てに、せっかく妻が保険証を持って来たにもかかわらず、 「もう疲れたから帰る」と言うじゃありませんか( ̄へ ̄#)! 結局、私たちが止めるのも聞かず、妻にも検査を受けさせないまま 強引に連れて帰ってしまいました。 今までどんな人生を歩んでこられたのか知る由もありませんが、 こういう行動を注意してくれる人が身近にいなかったのでしょうかね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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