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カテゴリ:仕事のこと
今日新患で来院された男性患者さん。
糖尿病による合併症がかなり進んでいる状態でしたが ご本人には「自分は重症なんだ」という自覚が全くなく 今まできちんとした治療も受けてこられなかったようなんです。 でも、全く病院に行ったことがないというわけでもなく、 だるさや関節痛や視力低下などの症状を訴えて病院に行ったことはあるそうで、 その度に糖尿病を指摘されてきたのに何もしてこなかったと言うんです。 医療の現場で仕事をしていて、いちばん悔しいのがこういうケースなんですよね(-_-;) 今更言ってみたところで病気が治るわけではないことはわかっていても、 「何でもっと早く来てくれなかったの?」と言ってしまいたくなります。 病気に対する無理解や、周りの人々の無責任な言葉、 あるいは自分自身の勝手な思い込みなどによって、 治療時期を逃してしまう人がいかに多いか! 患者さんも「素人だから」と逃げるのではなく 自分自身のために病気を知る努力をしてほしいと心から思いました! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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