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カテゴリ:旅行のこと
<カプリの街とアナカプリの街>
ウンベルト1世小広場からアウグスト庭園をまわったところで、 ガイドさんから「そろそろアナカプリへ行きましょう」と言われました。 ガイドブックにはいろいろと景色の美しいところがあると書いてあったので もっと他のところも見てみたいとお話したのですが、 「景色だけなら、どこから見ても似たようなものですよ~」と言われ 結局アナカプリの街へ向かうことに(^_^;) カプリの街と比べ、アナカプリの街は高いところにあります。 結構急な坂を上っていくのですが、ちょっと曇っているものの景色はキレイでした♪ アナカプリのヴィットーリア広場にある、ガイドさんおすすめのお店で昼食です。 3人でサラダとパスタ(ボンゴレビアンコ)とピザ(マルゲリータ)と水を注文しました。 日本とは違って、外国ではお水はタダではないんですよね~。 こういうお店だと、1Lで2~2.5ユーロくらいします。 (私が両替したときには1ユーロ=160円くらいでした。) 結構高いと思いませんか!? お水には「acqua gasaata(ガス入り)」と「acqua naturale(ガスなし)」があります。 ガス入りのお水は全く味のついていない炭酸飲料状態なのですが、 時々飲むには美味しいと思いますけど、粉薬なんかこれで飲むのは大変でしょうね(^_^;) 私はトランクが見つからなかったときのために透析液の交換回数を減らしていたので 水分も食事も制限しなければならず、美味しかったのにあまり食べられませんでした(T-T) ガイドさんにお願いしてトランクの件をアリタリア航空へ確認していただいたのですが、 お昼の時点ではまだわからないとのこと(-_-∥) 夕方もう1度ガイドさんが電話で確認してくださることになりました。 食事が終わりアナカプリのホテルに案内してもらったところで、 ガイドさんが「では私は帰りますので」と仰るじゃないですか~!? 旅行会社からは「1日(8時間)観光」と伺っていたのですが どうやら連絡が上手くいっていなかったようです。 思いもよらず時間ができたので、日本の旅行会社にトランクの件を電話しました。 (昨夜も電話したのですが、時差の関係で留守電だったんです) 旅行会社の方は「必要なものは買ってください」と仰るのですが、 洋服はまだしも下着は貧弱な私のサイズに合いそうなものなんてないし、 化粧品も肌に合わないものは使えないじゃないですか~。 他にも、消毒用イソジンや滅菌ガーゼや変圧器やコンタクトレンズなど 買おうにも売っていないものばかり! もしかしたら日本から送っておいた透析液が着いているかも?と思って確認しましたが、 こちらもまだ到着してはいないとのこと。 「万が一荷物が見つからなければ日程を短縮して帰らざるを得ないのですが、 飛行機の座席はアリタリア航空で確保していただけるのですよね?」と伺うと 「普通はそういうことはできません」と仰るんですよ~(>_<) そんなこと言われたら、私死んじゃうじゃないですか~!? 今の状態は「普通」じゃないんですってば( ̄へ ̄#)! とりあえず旅行会社からアリタリア航空に話をしていただくことにして電話を切りました。 母も私もグッタリしてしまい、今から2人で観光する気にもなれず とりあえず広場のお土産屋さんでパジャマ代わりのTシャツと 翌日の着替えとしてTシャツと巻きスカートを買いました。 夕食を食べる気にもなれずベッドでウトウトしていると 夜の23時過ぎにガイドさんから電話が入りました。 なんと!トランクを見つけてくださったというのです ガイドさんのお話だと、夕方航空会社に電話をしてくださったそうなのですが 担当職員の言うことが曖昧で、あまり真剣でない対応だったので、 自らナポリの空港へ行き最終便の到着を待って探してくださったんだそうですよ~。 本当に本当に、感謝の気持ちでいっぱいになりました それにしてもアリタリア航空の対応のいいかげんさにはビックリしてしまいました。 せっかく見つかったトランクを約束どおりホテルに届けてもらおうとしたら、 「明日(25日)は休日だから仕事はしない」と言ったそうなんですよ! 「一体誰のせいなのよ~!?」と叫びたくなっちゃいません? イタリア人気質と言われればそれまでかもしれませんが、 日本人の感覚からしたら到底納得できる答えではありませんよね。 結局、ガイドさんが同情してくださって、翌日カプリ島に来るガイド仲間に頼んで トランクを持ってきてくださることになりました(^O^) この後、私も母も安心して気が抜けて、グッスリ眠りについたのは言うまでもありません。 イタリア旅行記 【3日目】 に続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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