透析生活

１都３県に出ていた非常事態宣言、遂に解除になるのですね。


非常事態宣言が出ている状態でも、

全く関係なく飲み歩いたり遊び歩いたりする人は一定数いますし、

逆に宣言が解除されても、

自主的に不要不急の外出を控え続ける人も一定数いるはずなので、

問題はその中間にいる人たちの行動ということになりますよね。


まぁ、、、今の状態のままで 延長したとしても、

これ以上の感染拡大の抑制には繋がらなかったと思いますし、

今が潮時というか、仕方がなかったのかもしれませんが、

「解除されたから何でも自由に」 と受け取ってしまう人が、

大勢出ないことを祈っています。


さて、新型コロナのせいで、

色々と規制ばかりで不自由を感じているのは紛れもない事実ですが、

悪いことばかりに目を向けていると気持ちも沈んできちゃうので、

たまには良いことにも目を向けてみたいと思いました。


まず１つ目は、この冬、手荒れが少なかったこと

新型コロナの問題が出てくるまでの間、

我が職場は、外来検査時に手袋禁止でした（採血時のみ可）。


検査が必要な患者さんの場合、ほぼ１００％直接触れることになるので、

スタッフから何度か 「手袋をして検査したい」 という希望を出して、

実際に使ってみたこともあるんですけど、

一部の患者さんから 「俺たちは汚いってことか」 とクレームが入り、

結局は元通り、素手で検査せざるを得なかったんですよ。


そのため、感染対策として１日に２０回も３０回も手洗いを繰り返し、

患者さんの状態によっては、アルコールでも手指消毒をしていました。


冬場はただでさえ手がひび割れて、水で洗うだけでもしみるのに、

アルコール消毒をすると傷口にアルコールがしみて、

本当に泣きたくなるくらいに痛かったんです


でも、新型コロナの問題がこれだけ大きくなった今、

私たちが検査時に手袋をしていても、文句を言う患者さんは皆無

なんて素晴らしいことでしょう


そして２つ目は、貯金が増えたこと。

透析をしていて結婚はしていない私は、

いつか体が動かなくなって働けなくなった時に備え、

毎年目標額を決めて貯金をしているんですけど、

この１年は目標額を大幅に超える貯金ができました。


要するに、収入が増えたのに出費は減ったということです。


我が職場では、一時的に患者さんが減った時期もありましたが、

トータルでは患者さんの数もオペの数も増えて大忙しな状態なので、

働き尽くめの残業地獄で体を壊しそうな勢いなんですけど、

そのぶんお給料は増えているんですよ。


一方で、観劇や友人たちとの旅行が一切できない状況なので、

お金を使う機会が限られてしまっています。


経済を回さなければいけないこともわかっているので、

多少なりとも助力になれればと思い、

地元の物を県外の友人達に送ったり、

テイクアウトで高めのお弁当を買ってみたり、

そういうお金は例年よりも多めに使ってはいるのですが、

観劇と旅行にかけていたお金はケタ違いだったようです


最後に３つ目は、『ＺＯＯＭ』 というコミニュケーション方法を知ったこと。

可愛い甥っ子たちに直接逢えないのは寂しいけれど、

電話ではなく 『ＺＯＯＭ』 を使ってお喋りできるようになったため、

今まで以上に会話が弾んで楽しい時間を過ごせるようになりました。


特に下の甥っ子Ｔちゃんは、今は成長が著しい時期なので、

実際の変化を映像として見られるのは嬉しいことです


もちろん、直接会えたらもっと嬉しいけれど、、、今はまだ我慢の時


以上、暑がりのミケネコが考える、

『新型コロナで、結果的に良かったこと３選』 でした


視点を少し変えるだけで、気持ちも少し前向きになれる気がします



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