カテゴリ:お出かけ
シルバーウィークの出来事の続きです。 ::::::::::::::::::::::: 22日&23日は、一泊二日で鎌倉・江ノ島方面へ。 今までは、連休があると、大阪・名古屋へじじばば詣でに出かけていたので、 家族3人で一泊旅行というのは、とてもめずらしいのです。 しかも、鎌倉は、ダンナちんのリクエスト。 基本、出不精なので、こんなリクエストはとてもめずらしい。 なんでも、鎌倉・稲村ガ崎が舞台になってる 保坂和志の「季節の記憶」という小説を読んで、その小説にもほれ込み、 稲村ガ崎に行ってみたくなったんだそう。 「季節の記憶」は、勧められたので私も読んでみた。 主人公の男が、のんびりまったり、 毎日のように散歩に出かけながら子育てしているところとか、 文字を教えようとしないところとか、 子どもが発する「時間って何?」とかいうような 哲学的とも子どもらしいとも言える質問に向き合う様子とか、 その時間の流れ方とか暮らしの空気感とか、 そういうものにダンナちんは共感やら憧れやらを持っているのかなぁ、 確かにこの主人公はダンナちんに似てるとこあるよ、と思いながらも がんばって持ち歩いて日々読もうとするんだけども、じぇんじぇん読み進められなくて、 4分の1くらい読んだところで投げ出した。 う~ん、この小説は私には合わん(←ひどい嫁)。 さて、行くにあたって迷ったのは、ベビーカーを持っていくかどうか、です。 ここ数ヶ月は、お出かけにもベビーカー使ってないしなぁ。 でも鎌倉っていっぱい歩くのかなぁ?持ってった方がいいかなぁ? で、結局持っていかないことにしました。 がんばれ息子ちん! & がんばれ抱っこ係のダンナちん! ● 22日(火) 朝、乗継がものすごくスムーズにいって、 最寄のバス停でバスに乗ってから、1時間後には鎌倉駅に到着。はやい~。 この行きの道すがら、行程を検討。 「えのでん」と「だいぶつ」をガイドブックで予習した息子ちんの頭がクリアなうちに それらを見に行こうということで、 鎌倉駅についてすぐ江ノ電に乗り換え、長谷駅下車で、大仏見学にGO。 しっかし、すごい人出でした。江ノ電、超満員! 旅情はどこへやら。 長谷駅に戻って再び江ノ電に乗り、稲村ガ崎へ。 まず海に出て、はだしで波と戯れようとするも、波の音も大きくて怖かったのか、 「こわい~。やだ~。」と波遊びを拒否。 昼ごはんを食べて、今度は駅を越えて山側へ。 小説の舞台は、このあたりかな~といいつつ、 住んでる人しか歩かないような、行き止まりになってる路地をおじゃまして歩く。 急な坂道あり、階段あり、大きな栗の木あり…。 海が近いのに、急に山の中のよう。時間の流れ方が、違うよう。 ダンナちんが満足したようなので、再び江ノ電乗車。 またまたリクエストで、「鎌倉高校前」駅で降りる。 「ジオラマの駅はここだよね」といいながら、 駅のベンチからの海の眺め、道路からの駅の眺めも楽しむ。 そして再び、海岸へ降りる。 今度は波が穏やかだったせいか、砂がさらさらだったせいか、 息子ちんは喜んで砂遊びを始めました。(まだ海には近づかない) ダンナちんは、 「こんなところにある高校に通ってたら、海の思い出がいっぱいあるんだろうな~」 「文化祭の打ち上げとか、海でやるのかな。」 「好きな子を視界の端に入れて、駅で電車待ってて、海も見えて、風が吹いて…」 「いいな~。ぜんぜん違うやろな~。キタナい天王寺(大阪)で過ごしてしまった…」 と、延々と鎌倉高校での学生生活に自分を重ね合わせて妄想をし続けていました。 (さすが永遠の思春期) で、「ちょっと行ってみていい?」というので、 駅から高校までの道を往復歩きましたさー。 海を背にしてのぼっていく朝の通学路を。 海へ向かって降りていく下校時の道を。 妄想いっぱいふくらませながら。 2歳児抱っこしながらだけど。 その後、再び江ノ電に乗り、藤沢駅前のホテルにチェックイン。 昼寝して、夕方再び街へ出て、散歩&夕食。 小さな看板が出ていた、丁寧で身体に優しそうな中華のお店を選びました。 おいしかったです。自分の鼻のききのよさに自信を深めた(笑)。 ちゃーまーえん というお店でした。 ● 23日(水) 朝から江ノ電で鎌倉へ。 朝9時前の江ノ電はすいていて、こんどはゆっくり 車窓の景色や朝の光を楽しみました。 この日は、鎌倉駅周辺の散策。 昨日1日、抱っこ抱っこで背中バリバリ!というダンナちんのリクエストは レンタサイクル。 うちは、子乗せ自転車をまだ導入していないので、息子ちんは、初自転車です。 これは、正解だった~。 佐助稲荷、銭洗弁天、鶴岡八幡宮、北鎌倉の円覚寺、建長寺、円応寺、と ガンガンまわりました~。風が気持ちいい! 銭洗弁天では、「洗ったお金が何倍にもなる」ということで、 みなさん、じゃぶじゃぶお金を洗っています。 1万円札洗ってる人もいるよ! 最初は、「え?お札も洗ってるよ!」と思った私ですが、 ついつい、自分も1万円札洗ってしまいました。はっはっは。 「洗ったお金は生かすようお使いください」的なことが書かれている。 一瞬、「これで宝くじ買ったらあたるかしらん?」と心をよぎったが、やめておく。 さて、この日はちょっとした事件が。 鶴岡八幡宮から、市内の大通りをまっすぐ海へむかい、 最後の海遊びをしようと、またもや海岸まで行ったのですが、その時のこと。 砂浜の脇に自転車を停めて、あまりにもいい天気だったので、 「砂浜に出る前に飲み物を買おう」と道路の反対側にあるコンビニまで 歩いて信号を渡って行きました。 大きな道路(T字路)の角にある、道路の向こうは海!という ものすごく見晴らしのいい、駐車場も広めの大きなコンビニ。 で、私がレジでお金払おうとしながら、 ダンナちんに「(みっつん)見ててね~」と声をかけ、 ダンナちんが店の外へ出て、そのあとを息子ちんがついて行き、 さぁお金を払ったので私も出ようとした瞬間に、 ダンナちんが戻ってきて、「みっつんは?」という。 ええ~~?さっきついて出てったでしょ~? 「うん。でも、いないんだ」というダンナちん。 ひ~~~~~!焦って探す。 ダンナちんは店へ戻ったと思ったらしく、店の中を。 私は駐車場や、その隣の路地や公園の入り口付近を捜す。 どのくらい探したでしょう? 長かったように思うけれど、3分?5分? 必死で探していたら、駐車場にいた人が、 「小さな子なら、さっき信号を渡っていったよ」と教えてくれて、 「ぎえ~~、このでっかい信号を一人で!?」と 思いつつ、信号を渡ったら、停めておいた自転車の脇で、 優しそうなお姉さんに付き添われて、息子ちんが立ってました。 ふつーーーの顔して。 お姉さんに何度もお礼をいい、引き取って、脱力した~~。 ぐわ~、ほんとにもう目が離せません。 一人でどんどん走っていってしまう~~。 夫婦で反省。 その後は、海辺に出て、息子ちんもはじめて怖がらずに海に入って 波とたわむれてはしゃいだ瞬間に、コケました。びしょぬれ。 帰りは、またもや爆睡でした。 ::::::::::::::::::::: シルバーウィーク、続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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