Free Please

いや～昨日は参りました。

仕事を夕方までに切り上げるつもりだったんですが・・・

部下が営業車で事故をしまして・・・

いや本人は全然大丈夫なんだけど、

少し厄介なことになってまして・・・

実は事故は先日起こってたんです。

会社の前の国道に出るのに

朝のラッシュ時はとても混雑しています。

車が途切れたな～　っと思っても

近くの中学校へ通う生徒がいるので、

なかなか合流しにくいんです。

その日も彼は車の頭を少し側道に出しながら、

本道に入るタイミングを見計っていました。

その間、何人もの学生が車の前ギリギリを

通っていきます。

並列で自転車で前を横切られると、

車の前に擦れるかと

ひやッ　とすることもあります。

ガシャン　と音がしたと思ったら

前で中学生の女の子が倒れていたらしいです。

彼はあわてて降りて

「大丈夫か？」と尋ねたらしい。

彼女は「ええ、大丈夫です。」とそそくさと自転車をひいて、

学校へ向ったそうです。

コレが問題だったようです。。。。。。

もし、あなたならひき止めて自転車の破損状況を確かめますか？

もし、あなたならひき止めてケガの具合を確認して病院へ行ってもらいますか？

もし、あなたならひき止めて自分の居所を教えて、何かあった時のために連絡先を伝えますか？

した方がいいですよ～

次の日、その現場に警察の看板が立っていました。

「ここでの車と自転車の事故を目撃した人はいませんか？連絡ください。」と。

部下の彼は「絶対止まってた。彼女が自転車でこけてきた。」と言います。

こけた女の子は家に帰って「出てきた車に当たってこけた。」と言ったそうです。

自転車は壊れてるし、体は痛いと言う我が子を見て母親はカンカンです。

警察に連絡して犯人探しになってしまったというストーリーです。

そのストーリーを部下から聞き、あわてて一緒に出頭しました。

現場検証の結果、フェンダーのキズの付き方からして、

車も動いていたというジャッジが出てしまいました。

真実は解りません。僕は見ていませんから。

部下を信じてやりたいのも山々です。

しかしながら、自意識がなくても動いてしまってるケースもある訳ですし、

弱い相手の立場を考えれば、相手がその場でどう言おうとも、

社会人であるこちら側が、

後々のトラブル回避のための事故報告をしておくべきだった、ってことになります。

彼の心情は痛いほど分かりますが、

あえてそのような注意を彼にしました。

難しいですね。

先方さんにお詫びとその後の処理について、

夜８時頃家に来いとのことで向いました。

少しブルーな一日でしたが、

改めて社会のルールの厳しさを再確認出来たと思い、

それをプラスと捉えることに決めました。

看板に気付かず、

出頭もせず、

放置しておいたら・・・

ひき逃げ刑事事件になっていた訳ですから。。。

怖いですね。

新入り営業マンの彼にも、

良い社会勉強だったと思います。

そして、すべてをプラス思考に！

とも最後に彼に言いました。

カチッ　カチッ　カチッ　カチッ・・・

プラス　プラス　プラス　プラス・・・・・

すべては　プラスのために　

起こってるぅ　イェい(^_-)-☆