「スパイと公安警察」という本に関して
今年に入って「スパイと公安警察」という本が発売されているのをご存知でしょうか。作者・泉 修三という人は、公安警察外事一課や内閣調査室国際部で勤務していたらしく、CIAやKGB、北朝鮮工作員を負い続けていた実体験を書いたものらしいです。みなさんCIAだとかKGBが日本で活動しているなんて話をちゃんとしたニュースで聴いたことあります?ありませんよね。聞いたことがあるのは北朝鮮の工作員くらいですよね。しかし拉致に関係があるとされるシン・ガンスとかみんな逃げられたことになっているじゃないですか。公安警察は超大物とされる工作員を見逃しておいて、一体どこの工作員を追っているというのでしょうか。こんな話が本当なら、拉致事件なんてとっくに全容解明されているはずですが。それと一番問題なのが、元公安や国の機関で働いていたことを明かして、こんな事実を大々的に公表して、国民になんらかの危険は及ばないのでしょうか。これらは情報を盗むだけのスパイらしいですが、その保障が外れることがないということがどうして言えるのでしょうか。なによりも国民の安全を第一に考えるはすの警察がこんな本の出版を許しているなんて有り得ないことです。これは絶対に大問題なわけです。それとこの本の内容がもし嘘だったとしても、公安警察や国の機関で働いていることを明かした上で書いているわけですから、嘘であってもそれはそれで大問題なわけです。この「スパイと公安警察」はこのブログ体策のために出版された嘘だらけの本です。(関連記事 08年7月14日「北朝鮮スパイの本当の姿」など)