数百万円課金して廃人していた時の話2(振り返ってみて)
前回の記事では、
ゲーム概要が多くなってしまって分かりにくかったと思います。
すみませんでした。
今回は以下4点について
⑴オンラインゲームは趣味?
⑵課金についてどう思う?
⑶何でハマって大金を注ぎ込んでしまったの?
⑷プレイして良かった事はある?
綴りたいと思います。
※個人の感想です
宜しくお願いします!
↑ネトゲ廃人だった時の私
⑴オンラインゲームは趣味?
趣味といえば趣味。
ネットがあれば誰でも簡単に出来る
だけど人に話しづらい。
課金するということは趣味だからいくら遣っても
個人の勝手という話はよく聞きます。
趣味とは、人間が自由時間に、好んで習慣的に繰り返すことで
ありますので、
恐らく、オンラインゲームも趣味の定義内ではあるかと思います。
事実、自分が今までやってきたどの
趣味なんかよりも
なによりも続けられました!
当然です。
そうなるように、どっぷり沼にはまるよう
ゲーム会社によって綿密に作られているからです。
それは麻薬のような中毒性すら感じます。(当然使ったことは無いよ!)
例えば狩場などで
金に物を言わせた装備で
皆で狩りをしている時に俺TUEEEEE(俺強いです)と大活躍していると
「風流先生さん(仮称)強いですね」
と言われると脳から普段感じたことの無い何かが飛び出したような快感を覚えます。
この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる3 (カドカワBOOKS) [ 土日月 ]
他の趣味、例えば、スポーツや楽器みたいに
まずは基礎を練習して実技を覚えて
とか全くありません。
やってれば誰でも出来るし時間と金があれば強くなれるんです(私がやっていたゲームの場合)
スポーツや楽器などの趣味のように
テクニックやその場所に行く手間、努力なんかも必要ありません。
上達(自己実現)するまでのプロセスは圧倒的に容易です。
しかしながら、それを発揮できるフィールドが
数あるオンラインゲームの
なかの一つというかなり狭いフィールドになってしまっていて
他の趣味と違って理解されにくいものであり、限定的になってしまっていると思います。
趣味の話は大抵の場合、
老若男女、
ある程度盛り上がるものであると思います。
ちょっと俗っぽいかなと思える
酒、車、ギャンブル、
それでも老若男女理解できない
までのものはなく
例え理解出来なくても
お酒が詳しい人は沢山の銘柄を知っていて居酒屋とかで頼りになりますし、
ギャンブルもどの台がどうでとか
若い後輩が年上の強面の先輩のおっちゃんなんかと話してると、
私自身ギャンブルをやらないので
年の差がある中でも会話が広がっていいなあとか思ってしまいます。
【バーゲン本】宗達流日本酒入門ー酒のほそ道 [ ラズウェル 細木 ]
車好き同士熱い会話を繰り広げる場面やツーリングなんかで交流しているのも沢山見ています。
一般的に趣味は偏りはありますが、コミュニケーションは取りやすく、輪が広がりやすい傾向にあります。
一方、私の
「ウィザード」のレベルは689でとか、スキルレベルは120でとか
3フレウィザード(攻撃スピードがやたや早い)とか日常生活で誰に言っても通りません!
また、趣味で何百万円の楽器を買ったというのと
オンラインゲームに何百万円課金したというのでは
大分聞こえが違ってきてしまうのではないでしょうか。
後者はかなりヤバいやつ感がするのは私だけですか!?
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当時から課金の話をするときは、
大抵、自虐的にネタとして話をするということが多かったです。
他人に誇って自分からオンラインゲームが趣味とは言えませんでした。
引かれるなという思いがあったからです。
⑵課金についてどう思う?
いくらその時余裕があっても後々になって後悔する類の金
月10万円以上、
トータルで
数百万円掛けてみて思うのが
やっぱりこれって後悔する類いのお金だなということです。
車や楽器やスポーツなど他の趣味は例えそれが終わったあとも
後悔はしないと思うのです。
沢山の仲間や思い入れのある道具、
交わした会話が思い出として残っていることと思います。
私に残っているのは
課金する時のまずい、まずいという心臓の動悸
(課金する度、毎回は思う。
けど結局してしまう)
(来月は控えたい。
けど結局課金してしまう)
と、パソコンのモニターの中で何やらごちゃごちゃやっていたなあという記憶が大半を占めます。
後でちらっと述べますが、
楽しいこともありましたが、
何千時間という苦痛のレベル上げと、
数百万円の大金をつぎ込んだ記憶だけが鮮明に残り今も脳裏にこびり付いて離れません。
オンラインゲームで私が遣ったお金は
現実に残るものでは無いのです。
そのお金で誰かを楽しませたり幸せにしたり
自分の自己実現の投資をしたわけでもありません。
モニターの中の狭いコミュニティの中で
「輝きたい、目立ちたい」
そんなどうしようもない自慰行為みたいなもののために数百万円払っていました。
それは、決して褒められたお金の遣い方とは言えないなと思います。
⑶何でハマって大金を注ぎ込んでしまったの?
自分の弱さとお金に対する有難みが分かっていなかった
当時は、金銭感覚が悪魔的に麻痺していました。
超絶インドアだったので、
友人と外に出れば
沢山のお金の使い方があるということや
沢山の笑顔に出会えるということや
生活していくことにいかにお金が掛かるか
ということが当時は子供部屋おじさんだったので分かりませんでした。
今はこの記事のように1日たかが数ポイントのお金を狂喜乱舞して受け取れるまで1円の有難みを知るまでになりました。
それは夫婦で不妊治療を始めてから
より強く感じるようになりました。
お金で救われる想いがある、
救われる夢があるんだと。
夢はまだまだ途中ですが
先の見えないトンネルを
2人で照らしながら進んでいかねばなりません。
私が貧乏金なしというブログタイトルにしたのも
実際に、金なしですが、
こうした苦い過去を忘れないためということ、
しっかり不妊治療を頑張っていきたいという決意でもあります。
苦い過去はきっちり覚えておかなければ行けないけれど
きっちり前も向いて歩いていかなければなりません。
皆様も矛盾抱えていますよね。
矛盾を大切にして下さい。
でも本当の自分を見失わないで下さい。
課金して、それを止められずに
身も心もゲームに捧げて
数年を棒に振った
弱い俺である事を常に自覚して
これからも歩んでいきたいと思います。
また、弱さを理解して付き添ってくれている妻にも感謝したいと思います。
⑷プレイして良かったことはある?
今になって思うとハイパー反面教師
帰って来てくれた友人
⑶でも述べましたが
各種税金ローン保険猫ちゃん不妊治療生活費
ありとあらゆる支払いに追われて初めてお金の有難みに気づきました。
そこで改めて思ったのです。
馬鹿なことしていたなあと。
そのお金があれば
友人と沢山遊びに行ったり飲みに連れて行って笑顔にできたなあ
妻を海外旅行に連れていけたなあ
ラグジュアリーカードも作れたなあ
猫ちゃんに毎日高級御飯上げられたなあ
もっと大きい家に住めたかなあ
良い車買えたかなあ
不妊治療も迷わず踏み出せたなあ
挙げ始めるとキリがないですが
その当時上に挙げたような遣いたいお金が何も無かったのです。
まっさらな無な人間でした。
随分としょぼくれた毎日を過ごしていたと思います。
今はお金は無いですが猫2匹と妻で
楽しく節約を頑張ったり
時に喧嘩もしながらですが不妊治療に取り組んでいます。
妻はこれからYouTubeで趣味のハンドメイドの動画を作成しようとしています。
(その暁にはよろしくお願いします!)
ネトゲ廃人だった時は
数百万円掛けてモニターの前では何千時間といつも無表情だった私ですが
今は気持ち悪いほどの笑顔に溢れています。
妻や猫、そして子供部屋おじさんを辛抱強く置いてくれた両親に感謝の気持ちを持ってこの記事を終わって行きたいと思います。
長文読んで下さった方ありがとうございました!
これからも素敵な人生を送ってください!
あ!
そういえば私をオンラインゲームの世界に引き込んでいなくなった後輩は
数年後戻ってきて一時寝る間も惜しんで頑張ってくれたことがありました。
その時はSkypeをしてバカ話をしながらプレイしていました。
僅かな時間ではありますがその時は楽しかったですし、今も大好きな後輩です。
かなりイケメンで頭も切れるのでモテます。
妻がYouTubeでレザークラフト始めるかもといったら
13時3分から13時5分でこれを書いたの!?
よく、こんな発想が瞬間で出るなと感心します。
君は私の文章を褒めてくれるけど
遥かに君の方が勝っているよ。
でもこんなナイスガイが私を慕ってくれるのは、
きっと数百万円も1つのゲームに注ぎ込める愚か者だからかもしれないなとも思います。
この後輩のお陰で何かの真実に辿り着けた気もします(笑)
こちらのリアル俺TUEEEEEなナイスガイの話はいずれまた
何かの縁で紹介させていただけたらと思います。
では!
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