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2003年10月20日
カテゴリ：お気に入りなど
先日の新聞で見かけた詩人石垣りんの言葉が何となく心に残っている。
すでに８４歳、出版の大変さを知っているから捨てられないと、独り身で寄せられる詩集の中に埋もれるように暮らしているという。そんな彼女の言葉である。 「希望はないけれど、興味はたくさんあるから…。」 希望がないと言ってしまうとちょっと哀しいが、欲からも解放された達観であろう。それでも、日々の自然の移ろいなど、興味の対象は尽きないというのだ。 振り返って自分はどうかというと、煩悩に振り回されて、文句ばっかり言っている。もっと小さな幸せの中で、心穏やかに生きる術をそろそろ見つけてもよいのだろう。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2005年02月20日 18時48分02秒
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