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カテゴリ:リンボウ先生
週明け早々休暇を取ったのは、林望先生からご褒美をいただくためだった。
銀賞の賞品は先生とランチを共にする権利である。こういう機会は滅多にないことなので、最優先で予定を入れてしまったのである。 まずは事務所を訪ねる。もちろん足を踏み入れるのは初めてである。玄関のドアにファンの間ではよく知られているはずの「風邪引きの人の立ち入り厳禁」の貼り紙に迎えられる。ああこれが噂の…と最初から感動してしまう。 部屋に入ると片側にはグランドピアノ、「ぽるとがるぶみ」の楽譜などが譜面立てにさりげなくおいてある。そして反対側には雑誌のインタビュー記事などの写真で何度も先生の背景に映っている本棚がある。あの本棚だ、ということはここは取材者たちが座った位置だろうか…とファンとしてはいちいち感動してしまう。 先生とはレストランの方で待ち合わせ、事務所から秘書の方と一緒に徒歩で向っていると、突然秘書の方が「あああそこを歩いてますね。」という。小さな後ろ姿を一目で見分けるのはさすがだとびっくり、歩き方のくせだろうか。 店へ入ると一足先に到着していた先生が「こっち、こっち。」と迎えてくださった。小さなテーブルを挟んで先生の向かい側に席をいただきオーダーを済ませて落ち着くと先生から「おめでとうございます。」とまずお祝いを言ってくださった。先生を目の前にして、興奮と緊張のランチがスタートする…。いろいろなお話をうかがってお別れするまで2時間余りたっぷりお付き合いくださった。そこでどういう会話があったか…は今まだ興奮状態なので別の機会にしようと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年04月12日 22時35分06秒
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