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カテゴリ:リンボウ先生
さて、京都2日め。今回の目的、菊籬高志堂の社中会同に参加した。
今回は東寺が会場で、昼食会、東寺の特別拝観、林望先生による風姿花伝の講義というメニューであったので、今回は和服で参加することにしたが、先生の雨男ぶりは有名なので天候が心配された。 朝起きるとやはり雨が降っている。着付けも予約してあったので決行である。タクシー(和服で乗ったら料金が割引となるというサービスを受けた)で乗り付けるが、拝観が大変だと思っていたら、昼食の間にまさに「奇跡的」に雨が止んだ。そこで、安心して楽しむことができた。先生がおっしゃった通り「眼福」であった。参加者57名ということで、先生と一緒に仏像や襖絵を見て周り、丁度修学旅行の気分となった。 そして、メインの講義は世阿弥の写実論というテーマで「申楽談儀」の解説で、実際に舞台を踏まれるほど能を学ばれた先生が所作など交えて語ってくださってとても有意義だった。また、これは座敷に机という寺子屋スタイルも面白かった。ただ、正座に慣れていないのでやはり足が痺れて落ち着かなかった。そういう人は多かったように見え、先生は講義をしづらかったのではないかと感じた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年05月11日 21時52分39秒
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