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カテゴリ:リンボウ先生
昨夜はリンボウ先生がテレビに登場ということで、深夜の時間帯に受信料を徴収する公共放送を視聴する。地方に残る身近ではあるけれど風化してしまいそうな貴重な文物を視聴者からの投稿で発見して記録し、未来へ語り継ぎ受け継いで行こうといった趣旨の番組である。普通なら見落としたり忘れ去られたりしそうなささやかな「宝」の存在と、その奥に意外に深いエピソードがあったりするのが面白い。
その番組での海中に長く置いてもプラスチックに貝殻は付かないという織作さんの言葉を引き取ってのリンボウ先生の発言が今日のタイトルである。同じように菌がついても発酵して味の出る素材と腐り果ててしまう素材、時を経て受け継がれて行くべきか否かの基準になりそうな差である。人間にも同じことが言えるかも知れない。黒髪に霜が降っても(実は既にずいぶん降っているのだけど)腐って異臭を発するのではなく、発酵していい味が出せるといいなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月20日 22時54分35秒
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