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カテゴリ:気になること
昼間、気温は上がったものの、うららかな春の気分はなく、今日はお天気がよいはずなのに…と何となく煙った気配の空を見ていたときには、うかつなことに全く意識しなかったのだが、帰途について初めて埃っぽさに気づく。
顔のざらつき、目の痛み、そして咳。そこまできて、そういえば先日来、黄砂のニュースがあったと思い出す。東京でも6年ぶりに降ったのだという。 中国での急速な砂漠化が、黄砂の被害を拡大しているとの話は何年も前から指摘されている。が、その原因のひとつが過度の放牧らしいと聴いて意外だと思うのは私だけだろうか。 なんでも、家畜の中でも羊という動物は、牛などとは異なり、植物を根まで食べてしまうため、草原が回復力を失ってしまうのだそうだ。しかし、もちろん責めるべきは羊ではなく、量的なコントロールができない人間である。それができなければ、結局は、この地球を人間も住めない場所にしてしまうことになるのだが、彼の地において放牧で生計を立てている人たちの何人がこの状況を知っていえうのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月19日 00時50分25秒
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