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カテゴリ:気になること
新人たちがそろそろ現場に出てくる季節を迎えている。売店等,あちこちで「研修中」や若葉マークのプレートをつけた初々しい姿を見かけることも多い。
今朝の丸の内線の運転手もそういったうちの一人だったのかもしれない。ある駅に着いたとき,少しオーバーランをし,緊急停止装置が働いたようで,プププという非常音とともに急ブレーキがかかった。その後,電車をバックさせたのだが,このときも普段以上にガクッガクッと妙な揺れ方をした。そういったことの影響か,その後の進行は少々遅れがちになった。 登校や出勤の時間帯,乗客は遅れに寛容ではないのが常だ。そこで,すかさず車掌がお詫びの車内放送を入れた。 「お忙しのところ,誠に申し訳ございません。」 ん?私の聞き違いだろうか。普通なら「お急ぎのところ…」と言う場面である。 しかし,聞き違いではなかった。駅毎に電車の遅れは大きくなり,そのたび車内アナウンスは繰り返されたのだが,何度聞いてもはっきりと「お忙しのところ…」と言っているのだ。 状況からいって,やはり「お急ぎのところ」が正しいだろうし,どうしても「忙しい」を使いたいのであれば「お忙しいところ」と,「の」を抜いて欲しい,「お忙しのところ」というのは何だか滑稽な感じだけど…などと気になってしまって,今朝の車内読書タイムは失われてしまったのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月26日 01時45分08秒
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