土用の丑の日
午後に少し日差しが戻り、その分蒸し暑さが増す。風邪の撃退のために、休養に主軸をおいてわずかに部屋の片付けなどをする。夕方、上の弟が、ひと足早い夏休みで帰省、父の世話などしてもらう。高校時代の卒業アルバムを探しているのだが、あんなに大きなものが、どこに行ったのだかみつからない。そのかわりに小学生時代から書き続けていた日記の一部が出てきた。中学から大学時代のころの日記を見ていて、一番驚いたのは自分の文体が全く違うこと。日記とはいえ、かなりの「女の子言葉」で書いてあることに愕然とする。現在のブログのように他人に読まれることを意識しないまでも、「…と日記には書いておこう」という感じで、全くの秘密というわけではなく、多少は他人の目を意識していたはずなのだが…。同人誌に載せていた詩は、必ずしも現在の文体とそれほど離れているとは思えないのに、日記のこの文体はなんだろう。内容以前の問題で、これは恥ずかしくて、とても他人には見せられない…。