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テーマ:茶の湯の楽しみ(452)
カテゴリ:お茶
6月の初めの研究会で茶通箱付花月をすることになりました。 茶通箱のお点前ではちり打ちといって袱紗を三角に折ってパンっ?って音をたてる所作があります。 表千家ではごくごく普通にそうしますが、裏千家ではあまりすることはありません。 従って皆さん苦手。(笑) この音を合図にしますので、鳴らないというのは不都合なんです。 研究会ですから、会場が広いので大きい音が出せるように試行錯誤しながらお稽古に励んでおります。 元々表出身の私。 幼稚園、小学校の低学年の頃、袱紗捌きのお稽古といえば、如何に良い音をたてるかって事に血道をあげておりました。(笑) 袱紗そのものの音色?っていうのはありますが、低い音、高い音と案外自由に出すことが出来ます。(爆) で、私は何の割り稽古に夢中かというと、握りこんだ花月札をもたつかずに見るお稽古。(笑) 本当はその場で折据(月、花、一、二、三のくじ)を引いて役割を決めなければなりませんが、研究会なので事前に席入りの順番を決めてあります。 私は亭主をさせて頂くので、最初の札を引いた後、札を握りこんで折据を置き、握りこんだ札を見るという一連の動作がありますが、どうも上手くいきません。 握りこんだ札を返して見るってことが、案外難しい。 以前からもたつくなぁと自覚はしていましたが、何とかしたいと思いお稽古しています。 亭主が折据を置くタイミングで皆さんが札を開けるので、役札の名乗りに出遅れないようにする為には畳から帯締の位置に持ち上げる間に札を返したい。 流れるように自然に素早く美しく!(笑) トランプの手品みたいです。
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最終更新日
2008年05月22日 19時54分54秒
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