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カテゴリ:エレクトリックベース
60年製のフェンダープレシジョンベースがネック起きを起こしていたのでネック調整をしてもらってました。
ネック起きは一見すると普通の順反り(9フレット付近からネックが弧を描く)に症状が似てますが状態が異なります。ネック起きはネックの弱い部分(ロッドの反発力が伝わりにくく、急にネックの太さが変わるヒール部分)から弦に引かれネックが起き上がる症状のことです。 フェンダーベースの場合、ネック起きは15フレット付近から起きます。一見すると順反りなのでトラスロッドで矯正できそうなのですが、ネック起きはトラスロッドが効きづらい部分で起きるので、トラスロッドを締めこんでも状態は変わりません。 最悪の場合、トラスロッドを折ったり指板を剥がしたりしますので素人は手を出さないほうがよいです。そんなわけでショップに調整をお願いした次第です。 さすがに製造から46年ほど経ってますので完全には矯正できないですが、状態はかなり改善されました。さすがプロ。(^^;) 矯正の結果、弦高がかなり下がり、非常に弾きやすくなりました。 実はもう1本、54年製のストラトキャスターをリペアに出してました。こちらはネック裏のスカンクストライプが浮き気味になっていたので、そちらの修正。浮き気味だったスカンクストライプは完全に面一に戻ってました。ここまでキレイに直せるもんなんだねぇ、と感心しております。やはり、餅は餅屋ということですな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんばんは。。
ギターのお手入れも大変なんですね・・。 54年製ということは、50年経っているんですよね・・・普段に使用しているのですか~? 昨日の話しですが・・ 息子、劇団に入っているのですが、ギター始めたら劇団のお仕事には興味がなくなってしまい・・・ 大好きだったマンガもゲームも見向きもせず・・・ギター一筋の息子になっちゃいました。。。 この先どうなるのやら・・? (March 27, 2006 01:00:04 AM)
どうもです。(^^)/
木は温度や湿度に影響されますので注意が必要です。特に注意が必要なのは湿度ですので、気をつけてくださいね。 54年製はリペアのために持ってきたので、次回札幌に戻るときに持って帰ります。音は気に入っているのですが普段使いにはしてないですね。年寄りなので労わりながら使ってます。(^^;) 息子さんはギター一筋ですが。趣味で弾いてる分には良いですが、仕事にするのはキツイですよねぇ。焦って結論を出す必要はないですけど。 (March 27, 2006 01:34:16 AM)
DABESAさん。こんばんは。
愛用の楽器をオーバーホールに出されてたんですね!修理完了して、弾きやすくなったとの事!おめでとうございます♪しかし46歳の楽器なんですね。DABESAさんより年上だわ~。(・・)うちのアップライトのピアノは40歳です♪私よりお姉さん!(勝手に女にしてるし☆)そうだ!私も梅雨入りになる前に調律師さんの来てもらわなきゃ~!! (March 27, 2006 01:39:01 AM)
香天天さん
どうもっす。(^^)/ うちにはあっしよりも年上のギターやベースがたくさんありまする。維持管理は難しくも楽しかったりします。(^^;) 北海道はそうでもないですが、梅雨の時期は楽器の管理が大変ですよねぇ。 ピアノ、大事にしてあげてくださいませ。(^^)/ (March 27, 2006 01:49:01 AM) |
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