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2021年12月26日
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カテゴリ:カズオ・イシグロ
おはようございます、ひなこです。



なんとなく、年末年始はカズオ・イシグロ。
図書館で、ズラッと並んでいたのを見て、英語で読んだけど、日本語でも読んでみようかなとふと思って借りました。

日本語訳で、むすめのニキが「お母さま」と呼んでいるのに驚愕。

あとは、名前が漢字なのも違和感。

でも、これについては、訳者である小野寺健さんが訳者あとがきで触れています。
小野寺さんは、カタカナ表記にしようと思っていたんだそうですが、イシグロ氏の方から、ある人物の名前にはこの漢字は避けてほしいという連絡があって、漢字で表記するように作者は想定してるんだと知ったのだそうです。
なんだろ、カズオは一雄にしないでね、自分の名前だから、とか?

これは、英語で読む方が好きですねえ。
英語で読む戦後の日本の話っていうのが良いところだと思うので。
ただ、日本語で読んで気づいたのは、フェミニズム小説でもあったんだなってことでした。
「女はもっと目をさまさなきゃだめよ。みんな、人生はただ結婚してうじゃうじゃ子供を産むものだと思っているけれど」とニキが最後の方で言っている。
佐知子も「日本では女はだめ。日本にいたんじゃ、将来の希望なんかないじゃない?」と言ってます。

従姉の靖子さんのことや、終盤の佐知子と猫の場面は、全く覚えていませんでした。
きっと、終わりに差し掛かって、英語で本を読むのに疲れてきたからでしょうか?!

というわけで、英語で読む方が楽しかったけれど、再度日本語訳を読んで、こんな逸話があったんだと知りました。

ご機嫌よう!





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最終更新日  2023年07月25日 01時32分40秒
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