カテゴリ:テレビのある生活
以前はもう少し早い時間にやっていた、 爆笑問題のススメ というのを久しぶりに見た。 最近新しく始まった番組でもそうだが、 太田光の社会批判の感覚は かなりまっとうな感じがする。 (私が好きだ というだけかもだけど) 今回のゲストは作家の小林信彦だった。 戦争の関連に話題が及び 今の日本は 『「テロ」という「世界に散らばった敵」を 相手にしようとしている』 『アメリカと一緒に闘う ってことは、勝ってしまうから ずっと自分が正義だと思い続けてしまう』 『今の若い人は、自分の信じている正義が 本当に正義かどうか、一度疑ってかからなくては』 なんてことを言っていた。 誰だって、自分がしていることを、 そのときには正義だと思っているはずで、 でも、結果が出たときに、 世界の目から見て間違っていた とか、 敵国のことをあまりにも知らなかったり、 間違った情報を信じてしまっていた ということはあるわけで、 そして、私自身がよく感じるのは 「絶対 間違っていない」 「そんなことはありえない」 「そういうことを言い出すヤツは非国民」 的な 排除の発想が、今でもこの国にはある ということ。 「自分は未熟だから こんな風に直に語るけれど、 もっと才能があったら、 『チャップリンの殺人狂時代』みたいな作品を 作れるのにな と思う」 という太田光は カッコいい。 どんな話題でも、茶化したりせず 突っ込み続ける田中もとても良い感じだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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