日刊スポーツ
横綱朝青龍が6日、時津風親方から、部屋への「出入り禁止予告」を突き付けられた。4月30日に出げいこした際、激しい相撲で新小結豊ノ島を病院送りにしたことが原因だ。看板横綱の「出禁」となれば前代未聞のことで、既に時津風一門の伊勢ノ海理事が、高砂親方に抗議している。21度目の優勝を狙う夏場所を前に、出げいこで調整する朝青龍がピンチに立たされた。
普段は温厚な時津風親方が、珍しく怒った。朝青龍の荒げいこで、右足首と右ひざを痛めた豊ノ島のけいこ再開を見守り、いまだ足を引きずる、愛弟子の姿に、堪忍袋の緒が切れた。「2日に伊勢ノ海さんにお願いして、一門として高砂親方に抗議した」と明かした上で一気にまくし立てた。
時津風親方 朝青龍には、下の力士にけいこをつけてやる、という気持ちはない。若手を壊して恐怖感を与えることしか考えていないように見える。悪意に満ちたけいこだ。今度、もし来て同じことをやろうとする気配を感じたら「帰れ!」と言うよ。断ります。マイナスになるだけだから。
本来なら横綱が、それも一門外から出げいこに来るというのは手放しで喜ぶべきこと。だが“実害”も出ているとあれば黙っていられない。朝青龍が出げいこに来る前までは豊真将、豪風、白露山ら一門以外からも出げいこに来て、10人程度の関取が汗を流した。しかし、この日のけいこ場には別調整の豊ノ島のほか、関取は同部屋所属の時天空と時津海だけ。その歯がゆい現状が同親方の怒りを増長させた。時津風親方 ほかの力士が朝青龍を避けて来なくなってしまった。昔は横綱のいるところにみんなが集まったけれど、今は正反対だね。みんな逃げてしまう。それを本人がどう思うかだ。
3日に高砂親方から「時津風一門の警告」が伝えられ、注意を受けた朝青龍は「分かりました。今後、気をつけます」と忠告を素直に受け入れたという。この日はけいこを休んだが、5日の横綱審議委員会けいこ総見後に「あと4日は出げいこしたい」と話しており、今日7日はけいこ相手を求めて出げいこする可能性が高い。
部屋に朝赤龍以外、有望な関取がおらず、場所前は出げいこを頼りに調整し、20回もの優勝を積み重ねてきた。綱とり大関白鵬の「高い壁となる」とまで宣言したばかりの朝青龍だが、同じことを繰り返すようであれば、その波紋はさらに広がるはず。けいこ相手不在となり、自分で自分の首を絞めかねない。本来、来訪を喜ばれてしかるべき、頂点に立つ横綱に対する一門外の親方からの「出禁予告」。角界が前代未聞の非常事態に陥った。 |
堪忍袋の緒が切れた親方
気持ちはわかるんですけど、ならばどうして稽古を見ていた時に朝青龍に指導しなかったのか。
私はそちらの方が問題なのではないかと、毎度ながらに思いますが…。
今更言ってもさぁ、と思うわけです。
まあ今後同じ事になってはいけないので、言う必要はあると思いますけれど。
あと4日は出げいこしたい BY 朝青龍
白鵬とやったらいいじゃないですか!
白鵬は、総見後でも「もっとやりたかった」、って言ってるんですから…。
何故、白鵬の所に行かないのか、そして何故白鵬も朝青龍の所に行かないのか…。
全くわからない!!
出禁予告
これって初めてでしたっけ?
高見盛が、病院送りになったとき、ジェシーが「朝青龍の出入り禁止!」しませんでしたっけ?
豊ノ島
こんなに何度も話題になってしまうと、豊ノ島も嫌でしょうね。
豊ノ島は、豊ノ島で、ブログでちゃんと自分なりのコメントしてるのに…。
豊ノ島のあのエントリーを読んで、「大人な対応」と思いました。
でもそれだけで終わってもらっては困るんです。
怪我してしまったけれど、結果を出さなくては、同情だけで終了してしまいます。
かわいそうな力士で終わってしまうんです。
それじゃぁ、いかんでしょ。
怪我の具合はいかほどか・・・。気になりますが、もうやるしかない!ですね。