爆釣!真昼間のアオリ・・9月編
2005年9月10日ついに掴んだか?・・爆釣!真昼間のアオリ・・いよいよ 秋アオリ本番の季節となった・・前回のコロッケアオリで もう少しで掴めそうな昼間のエギングであるが いまいち自信はない・・次のわしの課題は 見えているアオリを見ずに イメージ(心眼で見るというやつですな・・)で乗せて釣る・・というものである( かさごさん・・ありがとう・・)今週末 妻が習いに行っている英語教室で招待した James Gordonという カナダ人シンガーの http://www.sentex.net/~gormorse/キッズコンサートが あったので 妻は それに自分の英語教室の生徒と うちの子2人を 引率していくことになっている・・ わしは 一人あぶれたわけだ・・さらに明日は やっぱりその英語教室が主催している テリー・フォックス・ランという人を追悼する5kmマラソンに出ることになっているhttp://www.terryfoxrun.jp/なんでも Terry Fox Run は 25年前に カナダで始まり 今はカナダの国民的行事となった 世癌研究資金のための募金を呼びかけるための イベントです。現在は50カ国以上に広まり、東近江市では 5年目のイベントとなっているらしい・・わしは マラソンが小学生のときから大嫌いであるがこのマラソンに出場すれば 「 釣りに行ってもよろしい!」と妻が言うので 「 ほなら・・出る・・」と しぶしぶ交渉は成立した・・さっそく わしは まいち氏・へるお氏・クリタ氏に電話を掛けてアオリ釣りに誘った・・だが・・皆 忙しい・・( 稲刈りとかあるしね・・)ひょっとすると 前回わしがコロッケアオリを爆釣したのも 「 まぐれやろ?・・」と 思っている節もないではない・・世間様は 忙しいのだ・・「 ま・・わしのような奴が居ても良いではないか・・」そういうわけで 今回も単独釣行である・・am4時起床!最近 朝早く起きるのが あまり苦痛でなくなってきた・・「 年かな?・・」ストレッチと 腹筋・背筋・拳立てをして am4時半出発途中コンビにに寄って いつものように 握り飯を4個買って食う・・「 そういや 最近テトラの上で 食ってないな・・」道中 1時間半くらい わしは車の中で 一人考え事にふけっている・・不思議なもので 釣りに行くまでは 仕事中も 釣りのことを考えているがいざ 釣りに出てしまうと 今度は 仕事のことを考えている・・こういうときに 仕事のええアイデアがひらめくことが多い・・いわゆる ブレイク・スルーというやつだが やっぱり 遊ぶことは重要なのだ・・( 世間の奥様方へ・・)am6時に いつものE海水浴場に到着・・キス釣りのボートは多数出ているが さすがに人が少ない・・海水浴客はもう来ないだろう・・そそくさと カヌーを用意して そそくさとテトラの上に降り立った・・前回のイメージが残っているので 居れば1発目から 食ってくるだろうと想像できる・・エギは アオリーQ 2.5号 マーブルサクラダイ・・こないだから こればっかりなので いいかげん ボロくなってきた・・1投目・・ひゅーん と投げて 10数えてから シャクリ HPSJを入れながら足元まで 巻いて来る・・「 あれ?・・ だれも付いてこんぞ・・」今日は 水位が低くテトラの周囲は底まで 丸見えでアオリはテトラの近くまでは寄っていないようである・・それにしても おかしい・・9月のアオリは やっぱり厳しいのか?・・移動して 2投目・・足元まで エギを巻いてくると アオリの姿 発見!ぴょんこ ぴょんこ動かすと エギを捕まえて 沖へ持っていった!「 うりゃ!」うにゃん! という感触で 1杯目のアオリが釣れた・・「 おっ! ちょっとでかいやん・・」「 ふははは! 思ったとおりに 釣れたぞ!」「 ・・・はっ! しまった! また 見てしまった・・」そう・・今日は見ないで釣らねばならない・・でも・・今日は前回のように 足元まで付いてくるアオリはほとんどいない・・「 既に 難しい季節になってしまったらしい・・」わしは 極力 エギが見えない沖にある間に 見えアオリを乗せるイメージでエギを操作し ポツポツとではあるが アオリを掛けていった・・1本目のテトラの端まで来た時 沖のほうに シモリらしき黒い影の固まりが見えた・・「 あそこなら 絶対おるな・・」わしは 全力でエギを投げ 10数えてから 1発シャクリを入れぴょんこ ぴょんことエギが動くことを想像しながらロッドを操作した・・「 いまじゃあ!」と 頭の中ではアオリがエギを抱いたことにしてシャクリを入れたずにゃっ! 「 おっ?」「 おおっ?」ロッドが 曲がったまま動かないので 半分根がかりかと思ったがジェット噴射の感触が伝わってきた!「 よっしゃあ!」遠くで掛けたので より引きが強く感じる・・「 おお・・ロッドが曲がっている・・」わしのコータック・コンペティションは かわいそうに いままでコロッケサイズのアオリしか釣ったことがないので 曲がったことがなかったのであった・・「 ようやく 3分目まで曲がったな・・」と 引きをたのしみつつ 寄せてくると この時期にしては たぶん かなりでかいサイズ・・「 やったあ!」「 あっ! デジカメが・・」そう・・今回わしは 心の余裕ができたとき アオリが生きてるうちに写真を撮るつもりだったのであるが 殺気立った出港の際 車の中にすっかり忘れていたのであった・・「 これでは レオンさんや かさごさんに写真を見せられん・・」( いつも わしの写真は 獲物の死体が並んでいるので ちっと心の余裕を持て・・ と言われていたのでありました・・)ここから わしは アオリのサイズがかなりでかかったこともあり 3号のエギに変えてがんばったが 1度バラシがあっただけで 1杯も捕ることができなかった・・で・・再び 2.5号に戻した・・次に 2本目のテトラの端まで来た時 小魚のナブラが沸いているのを発見した!「 んんっ? これは 青物か?」今回も メタルジグをちゃあーんと持ってきている・・そそくさと メタルジグを投入投げまくるが さっぱり当たりがない・・よおく海中を観察すると どうやら 小イワシと小あじ・・メバルらしき姿も見えるどうやら 追われているのではなく 自分らが捕食しているらしい・・「 あやつらは ああやってプランクトンか何かの小さきものを食っておるな・・」「 活性は かなり高い・・」「 ひょっとして あれを食いにアオリが・・」はた!と ひらめいた わしは ナブラの向こう側に エギを投入しHPSJで アオリに見せびらかしたつもりで ナブラの向こう側の海底でエギをほわーんと 沈めてみた・・うにゃん!「 やっぱり!」2投目・・うにゃん!「 やっぱり!」「 これや・・これやがな・・」ここで 釣ったアオリは6杯・・だが 体積的には こないだのコロッケ達に匹敵する・・時間はam8時半・・「 もう1箇所行きますかな・・」今日は 水位が低いわけであるから 少々海面は荒れていたほうがいい・・「 M海岸やな・・」こっちのほうが 外海に近く いつも荒れ気味だ・・am9時には 到着・・やっぱり だあれもいない・・風が強く 海面はいい感じに 波が立っている・世間様では 既にアオリシーズン真っ盛りで メジャーなポイントは場所取りの人が多数 ひしめき合っているという・・( わしも こないだまで そうでしたが・・)真昼の砂浜で アオリが釣れると思う人は ほとんど居ないのであろう・・テトラに上陸すると カモメが多数 わしを遠巻きに取り囲んでいる「 わしは 怪しいものではないぞ・・」と言いつつ テトラ中央部のちょっとテトラが崩れたところで 第1投・・エギ遠投から HPSJで 足元まで アオリにエギを見せびらかしてみる・・足元まで寄せてみて アオリが付いてきているか確認のため その場で ぴょんこ・・と 踊らしたとたん うにゃん!「 あれ? 見えんかったな・・」2投目・・うにゃん!「 あれ?・・ また 見えんかった・・」3投目・・うにゃん!「 え?・・3つも釣れた・・ 初めてやな・・」( アオリは 今までの経験では墨を吐くためか 警報が発令されるようで 1箇所で 1杯づつしか釣れなかったのだが・・)4投目・・うにゃん!「 わははは! なんぼ釣れるねん!」5投目・・うにゃん!「 今日は わがアオリ人生 最良の日かもしれんな・・」ここで わしは 写真を撮ることを思い出した・・ぱし ぱし と写真を撮った・・これで 大丈夫だ・・「 あいつら 今日来てたら 爆釣やったのになあ・・」わしは 今日来れなかった 彼らが気の毒で 罪悪感さえ感じてしまった・・しかし ここで容赦するような わしではない・・横風が強くなってきて たいそう釣り難いがとうとう わしは アオリを目で見ることなく釣る事ができるようになっているのを自分で 実感していた・・アオリが 沖のある一角に居ると想定して そこをシャクリ またはHPSJでジャカジャカと エギでアピールすると そこに居るアオリが「 なんや? なんや?」 と集まる・・で・・ 掛け上がりなんかの 捕食しやすいポイントで ぴょんこ ぴょんことかほわーん・・とかいうアクションを入れると アオリはエギを食ってくるようだ・・その他には やはり同じテトラ1帯でも 小魚の集まっているところにはアオリも 集まっていることが多かった・・こうして わしは am11時には 合計 22杯のアオリをゲットして昼寝のため 帰途についたのであった・・釣りに充分満足した わしは帰りの車の中 釣行記と仕事のことばかり考えていたが不思議なことに 無性に仕事をしたくなっていた・・腹いっぱいで 食うもののことを考えたくない・・ という心境であろうか・・さて 釣ったアオリであるが 我が家で イカソーメンが たらふく食えるのはもはや間違いないが いつも世話になっている 両家の両親と 老い先短い おじいちゃん おばあちゃんにも こんな美味いものは 食わしてやらねばならない・・5・5・5・7(画伯家)という配分で 分けたので今回は かわいそうな友人たちに分けることができなかったが彼らは 若いのだから 自分で釣るチャンスもまたあるだろう・・さて・・今回わしは アオリのエギングについて ちょおいとバージョンアップしたように思う・・ひょっとしたら 10月のアオリにも通用する技を身につけたかもしれない10月に入ると いよいよ メバルも釣らねばならず また悩みが増えそうだがこういう悩みは いくら増えてもいいのである・・じゃ・・また仕事がんばろ・・