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カテゴリ:読書と映画、音楽鑑賞
実写版「氷菓」が封切られましたね。
「古典部シリーズ」の最新刊、と言っても上梓されたのは五年前なのか。 先日、購入したのだが、何故か図書館で読んでしまいました。 まあ、良いか。 ふたりの距離の概算 / 米澤穂信 著 - 角川書店 折木奉太郎も千反田えるも二年生に進級しましたね。 新入生がひとり仮入部したのに、突然入部を辞退します。 それは何故か。 と言う謎を解きほぐすミステリー小説です。 このシリーズ、ミステリーなのに誰も死にません。 でも、何だか複雑に感じる設定も緊迫感も本格的なミステリーです。 面白いのが、マラソン大会に参加して走りながら、謎を解いていく展開で、 場面タイトルが『現在:17.0km:残り3.0km』と時間経過が告げられ、 過去シーンは『過去:27日前』と、こちらは違う時間スケールで描かれています。 何となく、西村の鉄道ものを想起させる表現で、ちょっとパロディ感もあります。 読み出したら引き込まれるお話です。 面白かった。 続きはまだなのかな? ※ps:最新刊だと思っていたら、短編集が出ていたようです。ただ、二年生編で、アニメ化されていないので、時系列的に最新版だと勘違いしたみたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 7, 2017 12:28:14 PM
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