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やっと日本も起業大国か!?と思うような現象が起こっていますが、「今の会社にいても先が見えない」とか「雇われるの嫌だから」などというネガティブ独立志向の方も大勢いるようです。
が、毎月決まってサラリーを貰える立場と違い、自分一人の力で世間にぶち当たっていかなければならないのは、ホントに大変です。 以前に雑貨系の専門学校で講師をしていた時、入学時は「お店したいんです」と言っていたほとんどの生徒達が、卒業時は「取り敢えずは就職して・・・」と、ほとんどが独立する事からリタイア宣言しました。他の講師からは「生徒の夢を潰したらいけない」とか言われましたが、僕は『独立するとこれだけ大変だよ。それを吹き飛ばす位の情熱がないなら、独立は止めた方が良いよ』と計数管理や事業計画作りに重きを置いて講義していました。 まあ、若い連中が多かったから、社会を知ってるサラリーマンからのリタイア組とは一緒に出来ませんが、独立すると言うことは、矢張りサラリーマン時代とは思考のしかたが根本的に違います。 僕も8年前はサラリーマンでした。在職中に最初の会社を作り、姉と共同経営してました(婦人服のブティックです)。開店2年目が過ぎ、さあやっと水面上に浮上した!と思ったときに阪神大震災。半年閉めて、未だにその後遺症が残っています。震災後2年目に会社勤めを辞めて、今度は一人で完全独立。なんとか9期目に突入しましたが、今考えると「よく今までもってるなあ~」と言う位しんどいことの連続でした。 会社辞める前は、『一度起業してなんとか続いてるし、楽勝楽勝』と考えていましたが、前の仕事や顧客と全く別の事を始めたから、そりゃ大変。業界変われば仕組みも違う。 それでも何とかやっているのは一人身だからか?友人に独立勧めても「お前は守るものがないから出来るんだよ」と言われると返す言葉もない。 でも、本当に覚悟して独立しなきゃ世の中落とし穴だらけです。たまにボランティアで路上生活者に関わったりしますが、明日は我が身の心境ですよ。 僕は独立を否定しているのではなく、出来れば皆が独立して幸せになってほしいと思ってます。ただ、今ブームのような感じで独立を煽る傾向があるのは、ちょっと後々が大変じゃないかなと思います。 でも、本気でやるなら応援します!ガンバレリタイア組! 失敗談のメルマガも出してます(ちょっとコマーシャル)。是非読んでみて下さい。『こうすれば楽々失敗!』失敗のプロが教える事業失敗~ これを読んで落とし穴のありかを見極めて下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年12月28日 15時54分45秒
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