山頭火、4月(卯月)の句
秋山巌の小さな美術館 ギャラリー馬美の町田珠実です。実父で木版画家、秋山巌の作品の人気シリーズ「山頭火シリーズ」の作品の中で、4月の句を抜粋しました。作品番号・タイトル・版画のサイズの順です。見てみたい作品がございましたら、遠慮なくメールくださいませ。 山頭火 4月(卯月)の句大正 15年4月 「分け入っても分け入っても青い山」 152 青い山(絶版) 半切 264 青い山 全紙 281 青い山(カラー) 全紙 282 青い山 全紙 301 青い山 全紙 309 青い山 特寸 638 分け入っても(カラー)全紙 711 青い山 太子 771 青い山 四切 昭和 7年4月 4日 「よい湯からよい月へ出た」 218 よい月へ 半切 「笠へぽっとり椿だった」 113 椿だった 半切(絶版) 4月 5日 「酒がやめられない木の芽草の芽」 144 木の芽草の芽 半切 4月15日 「松風すずしく人も食べ馬も食べ」 642 松風すずしく 全紙 996 松風 太子 8年4月21日 「ぬいてもぬいても草の執着をぬく」 169 ぬいてもぬいても(カラー)半切 232 草の執着 半切 10年4月12日 「酔うて戻ってさて寝るばかり」 118 酔うてもどる 半切(絶版) 776 酔ふて戻って 四切 4月21日 「ふるっくふうふうわたしはなぐさまない」 784 なぐさまない 四切 「ふるっくふうふうお月さんがのぼった」 073 お月さんのぼった 半切 4月29日 「ふるっくふうふうどうにもならない私です」 068 どうにもならない 半切 「ふるっくふうふうぢっとしていられない私です」 778 じっとしていられない 四切 「ふるっくふうふうあてなくあるく」 071 ふうふうあるく 半切 11年4月 4日 「さくらちる富士がまっしろ」 260 さくらちる(カラー)全紙 314 富士がまっしろ(カラー)特寸 「花ぐもりの富士が見えたりかくれたり」 292 花ぐもり(カラー) 全紙 897 花ぐもり(カラー) 四切 4月17日 「松並木がなくなると富士をまともに」 293 富士をまともに 全紙 「とほく富士をおいて桜まんかい」 290 桜まんかい(カラー)全紙 4月18日 「伊豆はあたたかく野宿によろしい波音も」 092 波音も 半切 14年4月 2日 「あけはなつや満山のみどり」 259 満山のみどり 特寸 971 満山のみどり 四切 4月19日 「春の山からころころ石ころ」 818 春の山から(カラー)全紙 4月20日 「風は海から吹きぬける葱坊主」 275 風は海から 全紙 4月22日 「お山しづくする真実不慮」 051 お山しんしん(絶版)半切 ※参考資料 春陽堂「山頭火の本」1~14巻、 山頭火百二十句「道の空」村上護