前に書評日記書いたのは2013年7月だったか?
「The Land of Stories」
YL4.3/94,886words(1巻)
Amazon:
http://www.amazon.co.jp/Land-Stories-Wishing-Spell/dp/0316201561/ref=tmm_pap_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=&sr=
この話の主人公、ConnerとAlexは双子の兄妹(姉弟?)。
誕生日に1冊の絵本をプレゼントされるのだが、これは普通の絵本ではなかった。
本の中にある別世界に入り込んだ双子は、元の世界に帰るため
"Wishing Spell"に必要なアイテムを探す冒険に出かける。
11/26の日記に書いた通り、シアトルで見つけた本だ。
やっと1巻を読み終わった。
なんといっても、楽しさと読みやすさを高レベルで両立させているのがいい。
特にConnerとAlexの描写が非常にすばらしい。僕にとって一番好きなポイントだ。
見かけは似ているが、性格はこの上なく異なる。
Blackがどっちに似ているかといえば・・・9:1でAlexだろうな(勉強得意+本好き、だけど友達少ない)。
そんなAlexの、1巻最後の台詞・・・その内容は実際に読んで確かめて欲しい。
長いこと英語多読とゲーマー活動してきたBlackにとって、これ以上ないかもしれないほどの名言だ。
でもって旅先で出くわすのは、白雪姫に赤ずきん、シンデレラなど童話の登場人物がたくさん。
このうち、ゴルディロックスは日本だとマイナーかもしれないが
"Goldilocks and the three bears"という話らしい。
この辺の童話の知識があればあるほど楽しめる。
手に取ってみるとその厚さに圧倒されそうになるが(ページ数は438P)、
読んでみると意外なほど簡単だ。
それなりに難しい単語も目に付くが、文法の面では読みやすくなっている。
DeltoraやAvalonよりも簡単に感じるくらいだった。
なお、現在4巻まで刊行。5巻は来年7月の予定だ。
何巻まで続くのかは現時点では不明。
日本の本屋でも探せば見つかりそう。札幌の紀伊国屋にて発見した。
Amazonでも国内に在庫がある。
現在、1巻のみKindleでも購入可能。
そういや、1巻の発売は2012/07/17らしい。
Blackがちょうどニューヨークにいた時期だ。
本屋を注意深く探していれば、あの時に出会うこともできたってわけか。
もっとも、英語多読の面で考えると
すでに何冊か刊行されているシリーズ物を優先したくなる。
あの時点では気づけなくても仕方ないか。
First Updated 2015.12.26 20:54:19
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Last updated
2018.06.08 19:55:29
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