ヴェネツィア2日目。
早起きに成功し、7:30を過ぎる頃には出発準備を終えていた。
いきなりだが、宿を移動する。
ここで選んだ宿はAi Boteli。リアルト橋の少し西にある。
はっきり言って、この宿はひどすぎる。この旅で泊まってきた中でも間違いなくワースト1だ。
入り口が非常に見つけづらいのはまだいいとしても、
ドミトリーにも関わらずロッカーが全くないのは一体どういうことだ?
さらにランドリーも無いというおまけ付きだ。
後者はわかっていたので、外でランドリーを探そうと思っていたが
ロッカーも無いのではそれも難しくなる(バックパックの中身を宿に置けなくなるので)。
さらにネット回線が非常に弱い。本当にすぐ切れる。
ダイニングでは全く使用できないほどだ。
価格は1泊44ユーロ。ヴェネツィアの厳しい宿事情を考慮しても高い。
まあ半額でも納得できるクオリティじゃないんだが。
ここまでの旅日記で、これほどの酷評を書いたことは1度もない。
しかも、当日キャンセルなら1泊分の宿代を払うだけで済むところを
途中キャンセルだと最初に払った4泊分のうち、1泊分も払い戻しされない。
これにより、88ユーロも無意味に消費することとなったorz
節約しようにも、残りの宿は全部ユースホステルだから削りようがない。
もう旅も残り20日間を切って、節約の場は限られてくる。
やはり、食費を削る他ないか・・・。
とりあえず、これからしばらく朝飯は抜きにする(宿で無料で出る場合は除く)。
昨日のように、数日に1度は昼も抜こう。
さらに追加すると、キャンセルするために予約サイトから手続きを行ったためレビューを書くことができない。
こうして僕からの評価は他の人の目に触れないままになるのでしたorz
ということでチェックアウトしようとしたが、レセプションに誰もいない。
予約サイトでは6-10時だが、いつの間にか変更された?
しかしそんなに待ってられないので、鍵だけ置いて勝手に出発した。8:03。
予約しておいた新たな宿に移動し、荷物を預けたら改めてスタート。
今日はヴェネツィア本島以外にも足を延ばしてみよう。
やってきたのはムラーノ島。ローマ広場からヴァポレットの3番線で25分ほどかかる。
ここはガラス工芸の職人が住む島だ。
様々な色や模様が練り込まれたヴェネツィアガラスは世界的にも有名で、古くから輸出品として重宝されていたという。
時間が合わずに製作工程の見学はできなかったが、博物館で作品を見てきた。
写真を2枚。1枚目はムラーノ島へ行く途中のヴァポレットから。
2枚目は島で見つけたオブジェだ。
昼飯にリゾットを食べるが、あの量で13ユーロは物足りない。
それからは本島でもガラスを見て回った。
地球の歩き方に紹介されている店にも1軒行ったが、あまりに高すぎるので候補から除外。
時間はかかったものの、再びムラーノ島に行ってグラスを購入し
それを置くために宿に1度帰還した。この間2時間30分。
資金に余裕など無いが、この旅を支援してくれた親戚には何か買って帰らなければと思っていたところだ。
旅程もかなり進み、出発時と比べて荷物も増えてきた。
ここらで郵便を利用して荷物を減らそうかと思ったが
調べてみたところ、イタリアの郵便に関する悪評は後を絶たない。
紛失でもされたら致命的なので、使わない方が得策か。
どんなに重くても、全部自分で持つしかない。
サン・ジョルジョ島にある教会で、塔に登った。
ここはエレベーターで登れる。階段しかない他国との違いはどこにあるのだろう。
写真はこの塔から見たサン・マルコ広場方面だ。
晩飯は、サン・マルコ広場近くの海岸沿いにあるレストランで。昨日通った時に候補として目をつけていた。
今度こそシーフードパスタを食べる。
今日のは当たりだ。貝やエビがたくさん入っている。
また、パプリカソースがいい感じに辛い。これはおいしい・w・b
その代わり高いんだけどね・・・席料3ユーロ込みで20だ。
ダブリンあたりならステーキに手が出せる価格だ。
屋外のテーブルで、海を眺めながら晩飯を味わう。夏旅ならではの楽しみだ。
昨日より気温が低く、さらに船旅主体だったので
今日はそれほど暑さを感じなかった。
20:03に宿帰還。ランドリーを利用する間、荷物整理を行っていた。
・・・のだが、今日はランドリーの利用者がやけに多い。対して、設置されている洗濯機と乾燥機はそれぞれ2台のみ。
おかげで長い順番待ちが発生するorz
そろそろ終わる頃か。回収しに行こう。
現在、時間は0:35。
これから明日の調べ物してメール出して、さらに前の宿でできなかった分の日記加筆修正もしなければならない。
こりゃ、寝られるのは3時くらいかな?
それでも朝起きるのを遅くしていい理由にはならない。いつも通り6時起きだ。
iPhoneのアラームを最大音量でフル回転させて、やっとできるかどうかだろう。
例によってドミトリーだが、ここは遠慮しない。
First updated 2016.07.15 01:06:12