3/18の日記の通り、永住権申請がほぼ終わった。
あとはPRカードが届くのを待つだけである。
というわけで、ここまでの申請プロセスについてまとめてみた。
なお、この記事ではExpress Entryを経由する場合を想定して書く。
1. 申請プログラム
永住権申請のプログラムはいくつかあるが、主に以下のものはExpress Entryに登録する必要がある。
各プログラムの詳細はここでは略す。
・Federal Skilled Worker Program(技能移民)
・Federal Skilled Trades Program(スキルトレード)
・Canadian Experience Class(カナダ経験クラス)
Blackの手持ちの経歴では、Canadian Experience Classの条件をクリア。
カナダで過去3年のうちに1年以上、高スキル職に該当する職業での職歴を持つことと
語学力が一定以上あることが条件となる。
2. Express Entry
プログラムの条件を満たしていれば、Express Entryに登録できる。
ここでは、申請者の年齢、学歴、職歴などをポイントに換算する。
そして移民局の抽選により、ポイントの高い応募者に
永住権を申請する権利が与えられるわけだ。
抽選は大体2週間に1度行われる。
今年に入ってから、ボーダーがさらに上昇傾向にある。450点あっても安心できない。
最近の抽選は3/6に行われ、ボーダーは454点。
Blackが抽選に当たったのは11/14で、その時は449点だった。前回から日が空いた分、高めに出た回だ。
Blackがお世話になっている所ではないが、弁護士オフィスのサイトに
日本語に翻訳されたポイント計算フォームがあるので紹介する。
http://www.qlseeker.ca/ee-self-assessment-single/
年齢は20~29歳で最高点がもらえるが、過ぎていたら少しずつ減っていく。
これはどうしようもないので、語学力と職歴で稼ぐことを考えたい。
語学力については、英語の場合IELTS(General)かCELPIPのどちらかとなる。
他の項目でもらえるポイントや、申請プログラムなどにもよるが
IELTSであれば
全科目6.0以上が最低限の目安となる。
この条件をクリアしてないと申請できないプログラムも少なくない。
IELTSでポイントを稼ぐなら、リーディングがポイントの稼ぎどころ。
6.0から7.0に上げれば、14点の上乗せができる。簡単なので狙いたい。
次に職歴についてだが、日本での職歴もあるといい。できればひとつの職で3年以上。
もちろん指定職であることが必須だ。
カナダで職についている場合、日本での職と同じでなくてもかまわない。
職業といえば、カナダでLMIA利用のジョブオファーがあればポイントが加算される。
ただし、ランディングの時点で1年以上残っていることが条件だった。
ワークビザが2年取れて助かった。これのおかげで申請が通った。
最後に学歴についてだが、ここで重要なことを書く。
学歴証明はExpress Entryの時点で取っておかなければならない。
カナダ国外の学歴は、カナダの機関に査定してもらう必要がある。
代表的なところでは、World Education Servicesが挙げられる。
ここに卒業証明と成績証明を厳封して送る。所要1か月半だ。
これを忘れていたため、Express Entryの前にタイムロスすることとなったorz
この記事を読んでいる、これからカナダ永住権に挑む方々にはぜひ覚えておいて欲しい。
学歴証明はExpress Entryの時点で取っておかなければならない。
十分なポイントがあれば、抽選に当たり移民局から招待状が送られてくる。
ここからが永住権申請の本番だ。
長くなってきたので、続きは
翌日の日記に回す。
First updated 2019.03.20 07:58:08