相当久々に、スポーツバーでNBA観戦。
前回はというと、優勝シーズンにあたる
2019/5/30。ファイナルのGame1だ。
今回行った店は、
Realsports Bar。
スコシアバンク・アリーナのすぐ近くにある。
ずっと前から気になっていたが、入るのは初めてだ。
https://www.rs.ca/
中には大きなモニターを備えた、吹き抜けの大ホールがある。
ちょうど
W杯期間なので、参加国の国旗が飾られている。
この日は日本がドイツに勝利。世界中のサッカーファンに強烈なサプライズを届けた。
一方、カナダはベルギーとの初戦に負ける。
店に入ったのは19時過ぎで、大画面にはアイスホッケーの試合が映っていた。
19:30になると、バスケに切り替わる。
それに前後して、今回のオーダーを。
フードはBuffalo Tenders。
辛いバッファローソースに漬けたチキンだ。骨無しで食べやすい。
知っての通り辛党のBlackだが、バッファローソースの辛味は実のところ好きとは言い切れない。
Pastramiと迷ってこちらにしたが、ミスったか?
一方、ここのフライドポテトは他店よりおいしい。
ドリンクはせっかくだし何か飲みたかったが、ノンアルコールに。
Strawberry Lemonadeを選んだ。
さて、本日の試合はこちら。
トロント・ラプターズ
イースタン・8位 9勝8敗 勝率.529
VS
ブルックリン・ネッツ
イースタン・10位 8勝10敗 勝率.444
ネッツ戦を選んだ理由は、渡邊に他ならない。
現在NBAに2人しかいない日本人選手のうちの1人だ。
昨季まではラプターズに2年在籍し、その途中でついに本契約を手に入れた。
このオフでFAになり、ネッツに移籍。
再び無保証キャンプ契約からのスタートだったが、活躍を重ね出番を増やしている。
11/17のブレイザーズ戦では、
29分出場して
20得点。先発でない選手としては十分過ぎる。
さらに、スリーの成功率が現在リーグトップ。24/42の
57.1%だ。
野球の打率4割のようなもので、さすがにシーズンが終わるまで維持できる数値とは思わないが。
それでも、規定に乗って4割以上なら十分に評価されるだろう。
そんなわけで、現在日本のNBAファンの間でネッツの注目度は高い。
渡邊を別にしても、KDことケビン・デュラント、カイリー・アーヴィング、そしてベン・シモンズという
実力とネタ性を兼ね備えたスターが3人いる。
KDは2017と18のウォリアーズ、カイリーは2016のキャバリアーズでそれぞれ優勝したことがある。
ラプターズでも、現在の主力に2019の優勝メンバーが残っている。
勝ち方を知っているチームメイトが豊富にいる、これは現状では渡邊にあって八村に無いアドバンテージだろう。
が、ラプターズは今やNBAワーストクラスの地味チームとなっているようだorz
5chの実況スレにいようものなら、完全アウェー間違いなし。
開始直後、フリンがスリー2発入れたまではよかったが
KDを中心にシュートを決められまくり、あっという間に15点ビハインド。
1QはFG成功率がネッツは71.4%、ラプターズは33.3%。倍以上の差がついた。
しかし2Qでラプターズの流れになり、16-0RUNで一気に逆転。
ここでオフェンスファウルが連続して、リード展開に持っていけなかったのが惜しまれる。
前半を終えて、51-52。
が、よかったのはここまで。3Qでカイリーに19得点を入れられる。
KDとカイリーの2人が高い得点力を持っているため、渡邊は守備を中心に、攻撃はフリーでパスが来たら打つという役割に集中できる。
ラプターズには攻撃面で絶対的エースはいないので、同じことはできない。
3Qを終えて76-91。4Qで再びの追い上げは成らず、いいとこなく終わる。
今日の試合は、98-112でネッツに負けました。
はっきり言えばつまらない試合だった。
ここまで書かなかったが、目当てだった渡邊がいない。
ラプターズにいた頃から、調子が上がった時に限ってよく故障したものだ。
KDいわく「Yutaはコートでもっとリラックスした方がいい」。
ラプターズの方を見ると、本来の先発3人を含む合計7人が欠場。
これだけ役者が足りなければ、面白い試合になる可能性は低い。
このラプターズの野戦病院状態、どうしたものかな?