6年ぶりの
FF9は、ゲームクリアにたどり着いた。
全16回の連載の最後に、総括として1本書く。
最初に、Switch版になってのプレイ感から入ろう。
どうやら英語版をベースにしているらしく、オリジナルとなるPS1版、前回やったVita版から
いくつかの変更点が見つかった。
まず、
オートセーブが実装された。
マップを切り替えるタイミングでセーブされるらしい。
もちろん通常のセーブと併用が可能で、どちらから再開するかを選べる。
ちなみにセーブデータは150個(仮想メモリーカード10枚×15個)まで作れる。
次に、
ゲームブースターが追加された。
一瞬でLv99にしたり、所持ギルをMAXにできる。
当然、ゲームバランスを楽しむなら使用するべきではない。
ストーリーを追うことだけを目的にするなら使おう。
弱体化した点としては、
カーソルが重いような気がする。
BlackはFFでは原則「アクティブ・最速」に設定しているので、この遅れによりバトルで不利を被ることも多々あり。
ゲームの内容にも変更点あり。
まず、プロローグのチャンバラでパーフェクトを出せば10000ギルもらえる。
他にはスティルツキンから8回全部買い物するとリボンがもらえたり、細かい部分で変更がある。
この連載で何度か触れた通り、
エンカウント率が下がった。
ダンジョン1つでザコ戦が1回か2回のみ、ということも珍しくない。
ゲームクリアすると、
ムービーシアターが解禁される。PS版には無かった要素だ。
また、隠しミニゲームの
ブラックジャックをタイトル画面からプレイできる。
次に、
英語でプレイした感想を。
FF9自体が8周目ということもあり、英語でも大体の話はわかる。
日本人の平均よりは上だろう、Blackの英語スキルも活用すればプレイングに支障はない。
話を読んでいて困ったのが、まず
コンデヤ・パタのドワーフ英語。
相当訛っている。これを話し言葉で言われたら理解できる自信はない。
クイナの英語も連載で扱ったが、あれは理解できる。
他には、プロローグの劇での英語は古風な印象がある。
メモリアルアルバムを持っており、日本語での台詞を確認するために活用した。
この日記で連載を書くために、元のテキストと比較がしたかったので。
英語でプレイするということは、
技や魔法の名称も英語だ。
これも連載で扱った通り、直訳もあれば大幅に変更された名称もある。
リアルタイムバトルだと、微妙に判断が遅れて戦況に影響することもあった。
続いて、プレイングの総括を軽く。
プレイ時間 34:58
全滅 3回
ジタン:Lv37 ビビ:Lv32 ダガー:Lv32 スタイナー:Lv29
フライヤ:Lv28 クイナ:Lv26 エーコ:Lv31 サラマンダー:Lv30
前述の通りエンカウント率が下がった上、前回からレベルアップのサポートアビリティを封印したため
今までにないほどの低レベル進行となった。
平均Lvは
30.6、もちろん自己最低を更新した。
記憶の場所まで来てMHP3桁とか、一体何事か?
プレイ時間が少々延びたのは、英語を読むのに少しばかり時間がかかったためだろう。
手元に記録が残っている範囲では、クリアタイムと平均レベルは以下の通り。
6周目までPS1、7周目はVita、8周目はSwitchでプレイした。
また、5周目はノーセーブに挑んだ。
4周目(2006年)……35:11、Lv43.0
5周目(2008年)……27:05、Lv40.4
6周目(2012年)……33:52、Lv43.1
7周目(2017年)……33:45、Lv36.5
8周目(2023年)……34:58、Lv30.6
次回あたり、本気で
平均Lv30切りを狙ってみようか?
極限低レベルは手を出す気は無いが。
FF用語辞典によると、実現できる最低レベルは「ジタンLv31、他Lv1」または「3人がLv22、他Lv1」らしい。
前者は平均Lvを、後者は最高Lvを抑える形だ。
しかし……Blackとしては、
低レベル進行で勝率も重視したい。
何十回もやり直して幸運を引き当てるようなやり込みには興味が無い。
ゲームでストレスためるという本末転倒は避けたいところだ。
そんなBlackの要望に応えられるやり込みが、ノーセーブというわけだ。
リアルで時間が必要なので、なかなか挑めないのが悩みだけれど。
もしくは、遅まきながら
12時間に挑んでみるか。
ラストダンジョンの途中で、エクスカリバーⅡというレアアイテムを入手できる。
ゲームスタートから12時間以内に、そこまで来られればだが。
2001年2月くらいのチャレンジにて
「12時間はムリ」というペンネームがあったが
十中八九、このFF9のエクスカリバーⅡ狙いを指していると見て間違いない。
前述のゲームブースターは使わない。倍速モードもあるが当然封印。
できるだけオリジナルのゲームバランスで挑戦したい。
ただし、ムービースキップは使う。
PS2実機ならオープントレイでムービーを飛ばすだろうから、これは封印する必要はない。
と、次への展望も考えながら総括を書いた。
またプレイしたいと思えるあたり、やはり今回も楽しい旅だったということだろう。
改めて連載記事の一覧を載せて、英語でFF9を終える。
【英語でFF9】
#1 4/09(プロローグ)
#2 4/20(氷の洞窟~リンドブルム)
#3 5/03(リンドブルム~ブルメシア)
#4 5/09(クレイラ~フォッシル・ルー)
#5 5/16(コンデヤ・パタ~マダイン・サリ)
#6 6/04(マダイン・サリ~イーファの樹1回目)
#7 6/11(イーファの樹2回目)
#8 6/15(Disc3スタート)
#9 6/25(リンドブルム~デザートエンプレス)
#10 7/02(グルグ火山~イプセンの古城)
#11 7/09(4つの祠)
#12 7/16(パンデモニウム)
#13 7/23(Disc4スタート)
#14 7/29(記憶の場所)
#15 8/06(そして私は永遠の闇)
#16 8/17(総括)