今日は
書評日記を。
2008年から続けている
英語多読で、面白い本に出会った時にはこうして書評を書いている。
What Is the Super Bowl?
https://www.amazon.co.jp/What-Super-Bowl-Was/dp/0448486954
スーパーボウル――アメリカにおける、アメフトリーグ(以下NFL)の頂上決戦だ。
冬のFourth of July、あるいはアメリカ最大のパーティーとも呼ばれているとか。
この本では、
スーパーボウルの始まり、数々の名勝負の話が書かれている。
初回は1967年、まだNFLがライバルリーグのAFLと合併する前だ。
当時は両リーグの優勝チーム同士の対戦として開催されていた。
AFLチームの初優勝、ミス多発のスーパーボウル、負けチームからのMVP、パーフェクトシーズン、
スーパーボウル史上最速の得点、初の延長戦、1993年のマイケル・ジャクソンのハーフタイムショー、
そしてもちろん、スーパーボウルの名プレイの数々が文中で扱われる。
多くのページを占めた話題は、カウボーイズ、49ers、スティーラーズの
優勝回数争い。
1994年のスーパーボウルを終えたところで、3チームとも4回で並んでいた。
その後三者ともに5回目の優勝も手に入れ、現在はスティーラーズが6回で一歩先にいる。
本のかなり後半になってからだが、トム・ブレイディ擁する
ペイトリオッツ王朝の話もある。
Amazonでは2015年10月出版とあるが、Kindle版では
2019年のスーパーボウルまでを扱っている。
2019年はBlackもリアルタイムで観た試合で、史上まれに見るロースコアゲームだった。
注意点として、この本はアメフトのルールを知らないと読みづらい部分も多い。
そういう意味ではフットボールファン向けの傾向が強いだろう。
例えば、アメフトにおける得点はフィールドゴールが3点。
タッチダウンは6点に加え、フィールドゴールで1点、またはタッチダウンで2点のいずれかを狙える追加の攻撃チャンスが与えられる。
またひとつ、面白い本に出会った。
この"What was"シリーズは冊数も多く、楽しく読める本も多い。
もう何冊か、購入を検討しているところだ。
First updated 2024.07.03 08:29:32