今日は大学でのセッションの日。最近たまごおうじの成長が著しいせいか、今まで2週に1度だったのが毎週呼ばれている。そしてそのたびに、母である私も、先生もたまごおうじの新しい成長の片鱗を目の当たりにしている。さすが行動療法の先生だけあって有意義な般化訓練で、素晴らしいペースメーカーになる。今日はとにかく最初から積極的に参加し、初めて大学に来たときには、ふらふらしてて何歩も歩けるか、という状態だったのが小走りして笑顔で学生さんにボールをもらいにいき、出来てほめられるたびに学生さんや先生の顔を見回して、最後に母の顔を見て満面の笑みを浮かべて母に抱きついてくる。こういう仕草だけ見ていると健常児のよう・・・でも2月・3月の時点ではまさか3ヵ月後にこんな笑顔をみせて両親の胸に飛び込んでくるようになるなんて私も旦那も全く予想してなかった・・・恐るべしキレーション+ABA。あの3月の時点で週3回無理して通園施設へ通うことを決めていて漫然と常同行動の波のなかで「わが子はこんなものだ」と諦めてしまって通っていたら息子はまったく違った状態だったと思う。もちろん逆もあって、仮にここでなくてもっとABA的に充実しているエリアにいたらもっと伸びていたかも・・・情報的にも充実していて親の手も借りられる東京にいたらもっと伸びていたかも・・・。多分どんな風に考えても努力してもある種の後悔は付きまとうとは思うけど、多分この時点での私のとるべき(とり得る範囲の中での)療育方針は間違っていないのだと思いたい・・・。
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Last updated
September 9, 2004 01:03:41 AM