コースタルカーペットパイソンの事
久しぶりにコースタルカーペットの紹介をしようと思う。現在体長約2メートル。脱皮の殻は完全に僕の身長を越えた。こうして見ると案外小さく見えるかも知れないがアオダイショウのアダルトサイズは優に超えているし太さも、一番太い所(お腹の辺り)で、僕の手首くらいはある。締め付ける力も半端じゃなくなって来た。昔、大蛇を飼っている人のブログだか本だかを見て「いつもナイフを傍に置いて居る」と言うのを読んだ事がある。確かに、これだけの力があれば、首に巻きつかれたりしたら大変だ。僕もナイフを片手に蛇と戯れなきゃいけない日が来るのだろう。こんなに可愛い顔をしているのに、容赦無く締め付けて来る。先日、友人にこの蛇を見せた事がある。やはりその友人は、力の強さとあまりの長さに驚愕していた。ヘビにとってストレスになるのであまりハンドリングしたり他人に見せたりするのは避けているが避け過ぎてもいけない。適度に距離を縮めないと、ヘビが図に乗ってケージに手を入れた時にすっ飛んで咬みつかれる事がある。水替えの時や、掃除の時に何度咬まれた事か。そうして図に乗って、「俺のテリトリーに入って来るな」と言う顔でとぐろを巻いているのでたまにこうしてケージから引きずり出し「俺に飼われて居る事を忘れるな」と注意してやるのである。最近気温の上昇が激しく、ヘビには相当なストレスになっていると思われる。ケージ内の温度は全てのヒーターを切っても30度を超える。本当はクーラーを付けて適温にしてやらないといけないと思うが人間様が節電をして暑さに耐えているのでとりあえず蛇達にも我慢してもらおう。僕らはみんな生きている