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カテゴリ:自分のために出来る些細な事
買い物ばかりしている訳ではございません。
年末に向け家のなかの大掃除や整理もしなくてはいけません。 今年は、とうとう不遇のお雛様を整理することにしました。 この数年はずっと無精して出してあげられなかったし、 この先、収納場所に困ることになると想像出来るので、 少しずつ片付ける意味での大英断というか、何というか‥。 思えば小学生低学年の時に、急にお雛様が欲しくなった私。 世間のイベント事というものに感化され、自分も参加しなければ‥という無駄な自我の芽生えですね。 なので、両親にねだりました。 どんな風に言ったのかはスッカリ忘れてしまいましたが、 ある日、学校から帰ると、居間にどーーーーーーん!って感じで七段飾り。 いやぁ、ホントにビックリしました。 自分では、そんな大きなお雛様を想像していた訳ではなく、 お人形の延長の感じだったと思うのですが、 なんとも豪快な父親でしたので、 不出来なひとり娘を心配して当時の家の居間の1/3を覆うような大きな飾りのものを購入してくれたのだと思います。 毎年は飾る事はなかったとは思うのですが(なにせフレーム組み立てるだけでも大変で) それでも大人になってもチョコチョコと飾っておりました。 実際は子供の時よりもある程度年頃になった時の方が熱心だったのかも知れません。 そういう季節のお祭りというものを自宅で祝える事が楽しかった事と 姪ちゃんがいたので、一緒にお祝い出来るお祭りだったという事もあります。 すぐそこにあるクリスマスのようなプレゼントありきのお祭りではなく、 娘がいるという事を祝うというお祭りは、家族みんなが参加出来て、喜び合える事が嬉しかったのかも知れません。 そんな思い入れもあるお人形。 処分するにも方法があります。 なので、先日から人形を供養してくれる処を探しておりました。 関西にも有名なお寺があり、人形の送付や持ち込み、祈祷料など様々でしたので、 何処がいいのか‥と思案していたら、 丁度、自宅近くの葬儀場で人形供養があるとの事だったので、箱にいれたお人形を持って行きました。 受付でご祈祷料を払い、 係りの方がお人形達を祭壇に並べてくれ、焼香台がありお焼香をしてきました。 お雛様。 わたしの婚期は残念ながらまだなくて、 それがお雛様を出さない、片付けるのが遅かったのが理由ではなかったのは確かです。 いつかお内裏様みたいなダーリンを見つけます。 いつまでも、お内裏様、三人官女、五人囃子に、あと履き物や刀などを持ってくれているおじいちゃん達といつまでも仲良くね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.12.15 13:29:15
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