アフリカネタ続きです。
アフリカ関係の仕事をすることになるまで、黒人の方々とは接する機会はほとんどありませんでしたが、最初のころは結構苦労しました。なぜかというと、会う人みんなが同じ人に見えてしまうからです(これは黒人の方を差別する話でなく、人種の違いを感じるというお話です。念のため)。
黒人の方々、特に男性は基本的に大体髪型はみんなアフロの短めの髪型であまり特徴がなく、極端にでかいとか太っているとか特徴があれば別ですが、そうでない一般的な体格の人だと認識するのが非常に難しかったです。あるミーティングで5~6名の黒人の人たちがちょうど窓から差し込む日光の逆光になる形で、私と面と向かって座ったことがあります。こうなると、もともと区別するのが難しいうえに、みんな顔のつくりまでよくわからなくなり、真っ黒にしか見えません。午前中その人たちと名刺交換をしたりして、それなりに各人と話をしたのですが、昼食をはさんで午後からまたミーティングを始めると、午前中に会った人だったかどうか、一部の人が入れ替わっているように感じるのですが、どの人が初めて会う人なのかまったくわからず、しょうがないので適当に名刺交換をしてみると、「あ、私さっき交換しました」と言われてしまい、かなり赤面しました(黒人の方は赤面するのでしょうか)。
また、夜暗いところでは男性はみんな同じ顔に見えたりするので、一部の悪い輩はそういう特徴を利用して、「どうせ区別がつかないだろう」と、堂々と東洋人狙いで悪事を働く者もいると聞きました。さすがに1年以上この仕事をやった段階で何とか慣れて、少しずつ違いがわかるようになりましたが、そうなるまでにどんな人でもある程度は時間がかかるものと思います。逆に黒人の人たちからすると、東洋人の顔もみんな扁平で目が細いといった同じ顔に見えるのでしょうから、まあお互い様なんでしょうが、いずれにしても自分とは完全に見た目が違う人の中に放り込まれるというのは、いろいろな意味でそこでしか味わえないものを感じるものだと思いました。
最後に私が現地で会ったほとんどのアフリカの黒人の方々は、中●様と違って心優しい控えめな方々ばかりであったことを付け加えておきます。
ではまた明日。
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