さて、この前香港でこんな本を買ってきました。
香港人の東京旅行用ガイドブック「東京王」。A5版で400ページ、全部カラーです。お値段は78HKドル。最近香港からの日本旅行は相当人気なようですが、どんなものを持って観光に来るものなのか関心があったので買ってみました。東京の観光スポット、買い物スポット、レストランなどが地域毎に写真付きで細かく紹介されています。私も行ったことのないところばかりです。
新宿の買い物のページ。「電器相機の天堂」というのはヘンな日本語かとも思いましたが、これは中国語ですね。「の」は日本語をそのまま使っていますが「電器・カメラの殿堂」を無理に訳したものと思われます。「の」の字は随所にそのまま出てきます。香港の街角でもよく「の」を見かけましたので、日本語を象徴するような感覚をもっているんでしょうね。
新宿のグルメのページになぜか「牛めしの松屋」が。新宿店が特別な店ではないはずですが、編集者の思い入れか何かがあるのでしょうか。ちょっとナゾです。
左上は東京駅に近い有名な洋食レストラン「たいめいけん」。私の職場からも比較的近いのですが、これを見て私も行きたくなりました。表記が「たい女いけん」となっているところは多少ご愛嬌かと(「め」は「女」から来てますから間違いではないですね)。
後ろの方に簡単な日本語会話のページもありました。広東語の発音で勝手に文字をあてていますがなかなか面白いです。上の方にも(注)として「広東語の近い音をあてただけで参考のみ、深く追求してはだめ」と書いてあります。
ガイドブックにはさらにこんな別冊もついています。東京近郊、アウトレット、遊園地の情報が別冊になっています。
遊園地のページに豊島園がありましたが、右上の「庭の湯」というのは私がたまに行く日帰り温泉です。こんなものも紹介されているとは思いませんでした。そういわれてみると、中国語を話す人たちとここの更衣室で会ったような気もします。
外国人が日本をどう見ているのか知るのもなかなか面白いことです。土着東京人の私よりも東京をよく知っている香港人が結構いそうです・・・
人気blogランキング
中国BLOGGER人気ランキング
できればポチっとひとつよろしくお願いします