言語マニアとしては、変なカタカナ英語が気になります。最近耳障りに感じるのは、「○○賞」という意味のawardを「アワード」と表記・発音することがいつの間に普通になり、本来の発音である「アウォード」の方が少数派になってしまったことです。
ちなみにGoogleでこの二つを検索してみると、「アワード」が500万件以上もヒットするのに、「アウォード」が10数万件しかヒットしません。英語の元の発音はどう考えても「アウォード」なのに、スペルに引っ張られ、「アワード」になってしまっています。「-war-」というスペルはawardのようにそこにアクセントがある場合、例外なく「ウォー」と読むのが決まりなのに、このように覚えてしまうと、英語の中でこの単語を使っても通常は相手に理解されないはずです。恐らく、forwardを「フォワード」と書くので、それにも影響されているのだろうと思いますが、forwardはwarにアクセントがないので、「フォワード」と書いても許されるだけです(本当は「フォーワド」でしょうが)。
これと似たような例でwarning(警告)があります。これも本来は「ウォーニング」なのですが、「ワーニング」という人が結構います。wharf(ウォーフ)というのもそうですね(フィッシャーマンズ・ワーフなんぞという人が多いです)。
昔から使っていて、習慣化したために原音とはずれたカタカナ英語はいいのですが、awardやwarningのように最近入ってきた英語は少なくとも規則どおりカタカナ化してほしいものです。
マニアなネタですいませんでした・・・
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