昨日の夜、いつも行くセルフのガソリンスタンドに行ったら、結構混雑していました。今日も近場の日帰り温泉を往復する途中でも行列のできているガソリンスタンドがたくさんありました。テレビのニュースでも長蛇の列ができているガソリンスタンドの現場の様子がいくつも出ていましたが、明日衆議院で再可決予定の暫定税率復活をみこんだ駆け込みであることは周知のとおりです。
最近はこの暫定税率の問題といい、後期高齢者保険制度の問題といい、政府のやることなすことが迷走していますよね。少し昔と違って、インターネットの時代になって一般庶民でも意見の発信や内部告発などが容易にできる時代になり、これまでいろいろな形で守られていた為政者も、いい加減にやっていたことが簡単に明るみに出るようになったのをまだ気がついていない場合が多いように思います。誰かが言っていましたが、昔のようなヒエラルヒーでなく、フラットの時代になったと思います。
今はメタボリックという言葉が流行で、私も流行に先取りした形でメタボなわけですが、今の政府のやることはメタボな状況に陥っていると思います。メタボとは「代謝不全」、つまり入りと出のバランスが悪くなって体にさまざまな問題が蓄積されてしまうことであると理解しています。入りと出の状況を意識してカロリーコントロールとかができれば代謝は改善されるのですが、どちらか一方を見ていてもだめで、両方のコントロールがうまくできることが必要です。私もそれがうまくできないのでメタボがなかなか改善されません。
政府のやっていることも確かに暫定税率や後期高齢者医療制度など単体でそれをみていると、国の歳入を安定確保するうえでは少子高齢化などの観点から考え方自体はわからなくはないですが、出のほう、つまりカネを使うほうは相変わらず旧態依然のまま。古い時代の既得権益確保が前提で全く変化がありません。入りのほうの状況が変われば、出のほうの状況も見なおさないといけないのに、両方をバランスよく見ることのできる政治家や官僚が残念ながらほとんどいないように見えてなりません。
政府だけでなく、大企業でもそうです。世の中変わっているのに相変わらず発想が古くて(発想すらできない思考停止の人も多いですが)、バランスがくずれてメタボ化していることが身近にもあります。中国を中心にした最近の世界の動きや環境問題もバランスがくずれてメタボ化している一例だと思います。みんなもう少し自分のことだけでなく、周りのことを考えながら行動すれば少しはメタボ状態が改善されると思うのですが。。
ということで後半のGWはメタボ対策のため温泉の旅に出ようと思います。。。
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