出張で北京に来ております。オリンピック開催後に北京に来るのは初めてですが、開催直前に開通した首都空港～市内間の電車に試しに乗ってみました。
巨大な第３ターミナルに直結した「機場快軌（エアポート・エクスプレス）」の駅。通称「快軌」というようです。この駅もまた巨大です。上海浦東のリニアの駅と見た目が似ている気がします。
ホームドアにテレビがついています。なかなか斬新です。
首都空港から市内の三環路と接する「三元橋」駅まで２５元。タクシーで行けばたぶん６０元くらいの距離なので、安いです。終点は二環路との接点の「東直門」。これらの駅から目的地が近い場合はかなり便利ですし、値段もお手頃です。ちなみにチケットは非接触式のカード。
首都空港第３ターミナル駅から第２ターミナル駅（この間も結構長い距離です）を経由して、途中に全く駅はなく三元橋駅へ。この電車はパンタグラフがなく、電気は東京の銀座線や丸の内線のようにこの黄色い第三軌条からとっているようです。スピードも100kmくらいは出ていたでしょうか。隣の道路は大昔からある空港への一本道の一般道で、その向こう側に高速道路があるのですが、この角度から高速を見るのは初めてなので、新鮮な感じがしました。
これは四環路と交差する四元橋あたり。紅葉も少しあって意外ときれいなことに驚きました。
車内にあった路線図。路線図マニアとしては気になります。いつの間にか北京の地下鉄（空港線も含む）は増えたものです。水色と紫色の路線も五輪直前に開通したものだと思います。
三元橋駅です。ここから水色の路線に乗り換えて目的地のホテルに到着。タクシーより若干時間はかかりますが、値段も安く、乗り心地も非常に快適でした。行き先にもよりますが、この空港線は結構利用価値があるのではないでしょうか。
これは夕方過ぎのホテルからの景色。対面のビルも五輪直前に開業したらしいですが、そこに渋滞の車列のヘッドライトが反射して結構きれいでした。
夜半から北京は雨が降っています。からっとした青空になればよいのですが。。
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