フィンランド・エストニア遠征レポート(2)です。1日目、8月18日(水)の夕方、まずは初日の散策から。
ホテルを出て、ヘルシンキ中央駅方面に歩いていきます。すぐ近くに教会?がありました。あとでわかりましたが、実際は古い教会の建物を使った国立博物館(National Museum)でした。時間は現地の17時すぎですが、白夜で日が沈むのは22時くらいなので、まだまだ太陽はかなり高いところにありました。
17:55、逆方向から。このときはまだただの教会だと思っていました。。
17:59、駅前近くまで来ました。IKEAのバスが目に入ったので思わず一枚。郊外のIKEAの大型店舗に向かう直通無料バスのようです。IKEAは隣のスウェーデンの資本ですが、フィンランドにも数店舗あるようです。大型店舗マニアとしてなんだか親近感を感じます。。
その近くの交差点の雰囲気。中心部は全部石畳になってます。ヨーロッパらしいですね。
18:03、ヘルシンキ中央駅の西口前。
ヘルシンキ中央駅の正面入口。荘厳な作りです。高福祉、高負担の国、フィンランドではありますが、駅周辺には物乞いの人もいました。女性の物乞いも数人見かけたことに、ある意味男女同権で厳しい社会ではないかとも思ったりしました。あと、タバコは駅構内や建物の中は禁煙ですけど、やはりそこはヨーロッパ、街中に灰皿も多いし、歩きタバコも結構いました。最終日にこの駅前で吸っていると、女子高生?くらいの女の子が「タバコちょうだい、あと友達のもお願い」と近寄ってきて、思わずあげてしまいました。
駅の壁の像が印象的だったのでもう一枚。滞在中、この駅前にはあらゆる移動の拠点として毎日お世話になることになります。
18:06、駅構内に入ってみました。
プラットフォームへ向かいます。4日目にはここから列車で日帰り往復をすることになります。
ホームです。ヨーロッパの駅は改札口がないのが普通だと思いますので、勝手に入れるのがうれしいです。
モスクワ行きの国際列車が止まっていたので一枚。フィンランドはかつて帝政ロシアの統治下、ソ連の影響下にありましたが、その近さを感じさせます。サンクトペテルブルクなどは、フィンランド湾を囲んで実際すぐ近くにあります。フィンランド人自身は面積は結構大きいですが、ロシアとスウェーデンという強国にはさまれた「小国」と認識しているようです。そのバランスのなかでどう生き抜いていくかを常に考えなければならないところが、バランス感覚に優れる一端になっているのかもしれません。
モスクワ行き列車の全体です。
ダブルデッカーのインターシティ特急電車。4日目にはあの車両に乗ります。
東京でいえば「近郊区間」にあたる通勤電車も結構たくさん走っています。「VR」というフィンランド国鉄のロゴ、日本のJRのロゴに似てますね。。
駅構内にあった切符の自動販売機。あとで別のところで3日分の一日乗車券を買いました。市内のトラムや地下鉄、バス、フェリーなども共通で使えます。見た目普通の紙のレシートと同じ電子チケットなので最初は切符であることがちょっと信じられませんでした。あとLippuというフィンランド語はよく見かけたので、それがTicketという意味であることは勉強いたしました。。
18:21、駅から出て駅前の様子。
こちらも駅前を別方向から。
港の方に歩いていく途中にあったノキアのショップ。ノキアの総本山フィンランドですが、ケータイのショップはあまり街角でみかけませんでした。ちなみに、「ノキア」とはフィンランドの地名です。
仕事柄、こういうのも記録しておきます。。あのフィンランド語はたぶん「あなたはどんなタッチ式ケータイがお好き?」みたいなことが書いてあります。そんなことでこのあとは港近くで夕食へ。。