|
全て
| カテゴリ未分類
| 旅
| 偽物
| 食生活
| 出来事
| 習慣
| マナー
| 治安
| 生活
| 交通機関
| マンション
| 商品
| 食品
| ニュース
| 公害
| ショッピング
| レジャー
| 事件、事故
| 商売
| 物価
| 工事
| 品質
| 環境
| 社会
| 不思議な物。
| 安全
| 交通事故
カテゴリ:公害
中国では経済発展がすさまじい勢いで進み、皆豊かになりました。
私の住んでいる場所では殆どが連休には海外旅行をするようになりました。 海外に行かなくとも国内旅行で優雅なバケーションを楽しむようになっています。 皆マンション、自家用車は持っており、何処からお金が来るのか不思議なくらいです。 先日ウォールマートに行った際もお隣さんは豚肉だけでも500元も買い込んでいます。 さて、本題ですが、今中国は全国的に公害問題が深刻であり、昔のように政府が押さえ込める状態になってきていませんで、住民たちがデモを起こしたりと皆公害に対する関心が高まっています。 ここ数日のニュースでも公害問題が数件出ていました。 一つ目は、湖北省鐘祥市では工場から排出された太陽電池製造過程で出る四塩化珪素600トンが市の下水処理場に配管を経て流れ込み、処理場のバクテリアが全滅、更には下水処理場施設も損傷し、全面稼動停止し、未処理水が河川へ流れ出しています。 漁場も影響を受け損害が450万元(約5000万円) 原因は工場内部にある処理場ではトン当たり3,4千元の費用がかかる為、外部業者にトン当たり700元で委託。 この業者は秘密の処理場から下水へ垂れ流していた為です。 排出もとの太陽電池企業では委託先の処理まで管理できないと責任逃れを言っていますが、日本で排出元も責任を問われます。そもそも委託先がきちんと処理したか、契約時に処理方法まで確認する責任があると思うのですが、儲けばかりで環境に金はかけたくないのでしょう。 次は福建省寧徳市古田県で養殖場の魚が大量死した事件。 損害額は日本円で約29億円にものぼり、河川から水を引いている養殖業者は河川水の公害問題と騒いだが政府では検査した結果河川の水質に問題はなかったとの報告。 今の中国は工場から排出される有害物質の処理問題でしょう。 その他有害ごみの輸入も問題で海外から持ち込まれる廃電子機器から出される鉛化合物やクロムなども問題です。 特に都市近郊の農場で生産される農産物は使われる水の安全性が危惧されます。 特に中小の企業や個人経営の店などでは環境に対する認識も知識も乏しく、安易に有害物質を一般ごみに入れたり、下水へ垂れ流します。 知っていて垂れ流す大企業と知らずに捨てる庶民。 一刻も早くごみ処理問題への取り組みと不法投棄を防止しなければなりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月07日 14時32分36秒
コメント(0) | コメントを書く
[公害] カテゴリの最新記事
|
|