それぞれの路 No.3
「忙しいのが好きなのかと思った」「Hidemiを見てると、自分が無駄な時間を過ごしているように思える」そんな事言われるくらい、忙しそうに見えていたらしい。確かに、今振り返ってみても忙しそう・・・自分を見失いそうなくらいに。見失っていたのかもしれないな・・・ささやかな幸せに、感謝する事ができなくなっていた頃・・・。忙しいのが好きな訳でなく、いろんな事に興味を持っていくうちにそうなっていた・・・。友人はのんびりした時間が必要な人だった。私だってそういう時間が無い訳ではないけれど、友人から見ればいつも走っているように見えるらしい。(~_~)『どんな時間も無駄な時間なんて無いよ。ゆっくりしてる、ゴロゴロしてる時間だって無駄じゃないんだよ。それは必要な時間なんだよ。』そう答えたのを覚えてる。20代の頃、転職を悩んでる友人に「○○に行こうかと思うんだけど・・・後悔しないか心配。悠長にしていられる年齢でもないしさ。」と相談を持ちかけられた。『転職ばかり繰り返してたら、無いものねだりのように感じるけど・・・あなたの場合はずっと今まで頑張ってきて、それで転職したいと思うわけでしょ。それに、自分の意志で新しい場所へ飛び込んで行こうという勇気。私はそっちに注目するな・・・。もしも転職して後悔したとしても、その経験は絶対に将来につながると思うよ。無駄な事なんて何も無いんだよ。どんな事も、先に繋がってるんだよ。』心から彼女にエールを送り、彼女は転職した・・・1年後に戻ってきたけど、そこでの経験はやはり大きなものになったらしい。目に見える損失は、元の職場に復帰したときの給与や年金退職金などの減り具合でしょうか・・・。銭より経験・・・でしょう反対に、転職しては仕事に不満をもつ人には・・・どこへ行っても楽に儲かる仕事なんてないよ。つまらないと思っていれば、どんな仕事もつまらなくなるし、仕事の中に自分なりの目標や興味を見つけていかないと・・・。それができれば、どんな仕事でも活き活きとやれるんじゃないかな?それに、仕事が人生の全てじゃないでしょ。どこかで割り切っていかなきゃね。なぁんて話していたのを思い出した・・・。好きな事言ってたなぁ・・・。若かりし想い出・・・