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池袋にあるサンシャインの中は、「休日でにぎわっている」といった感じだ。前から横から音楽が漏れ出し、ひとの声につつまれている。
すぐ隣の東急ハンズは クリスマスモード一直線。楽しい物を求めにやってくる人たちに、クリスマスグッズが売れないわけがない。 というわけで 東京中心部の土曜の午後は、私はとても居心地が良い。 郵便局に向かいたい私はサンシャインから外に出た。中にもあるが、当然のことながら 土曜日は休みになっている。 土曜日もやっている、しかも24時間対応の郵便局に向かい歩いている途中、工事現場が右手にあった。ポールで簡単に仕切られた 小規模なところだ。 そのすぐ近くに、その工事をじーっとみている女の子がいた。ピンクのふわふわコートを来て、お母さんと手をつなぎなからボーッと見ている。 工事のおじさん達のやっていることを ずっと目で追っている感じ。自分にもそんな覚えがある。 お母さんも急かす様子ひとつ無く、ただ一緒にじーっと眺めていた。なんとなく、その二人の時間だけ すごくゆっくりで、なぜかひき込まれそうだった。 通り過ぎてもその光景を捨てられなくて、何度も振り返ってしまうくらい 懐かしい空気を感じた。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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