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1日目はいろんなことがありながら全勝で終えることができた。
後は、愛工大戦と名大戦を残すのみ。 まずは愛工戦。 チームとしてはまず負けることはないが、大将の伊東潤一郎がネック。 小野では分が悪いのは明らかな名手だ。 同時に行われた注目の名古屋対名城の結果次第では、個人の勝ち数も重要になる。 ということで、昨年と同じく若山を大将で投入。 しかし、今まで伊東に大会では負けなしで、昨年は自信を持っていた若山が、今回は少し自信なさげだった。 また、四将の大橋も分が悪い相手だったので、ここに神戸を投入した。 結果は… 若山はついに伊東に初黒星となったが、4ー1で岐大勝ち。 やはり若山は調子を落としているのか…? 気になる名古屋対名城は、途中まで名城が優勢ムードだったが、3ー2で名古屋が辛勝。 名城が勝てば最終戦に負けても岐大の優勝が濃厚だっただけに、少し残念な気持ちに。 これで、最終戦の岐阜対名古屋で勝った方が優勝というわかりやすい勝負となった。 そして、いよいよ名大戦。 すでに副将と四将を替えることは決まっていたが、若山・神戸をどちらに入れるかが難しかった。 若山対小林・神戸対三宅ならどちらもこちらが少し格上。 しかし、どちらも負けることもあり得るし、神戸と小林はほぼ同格ながら相性が良い。 また、事前の話し合いでは若山の方が三宅にしっかり勝てるだろうということで、神戸対小林・若山対三宅という当て方にすることになった。 なにより、負けた時に逆にしておげばよかったと強く思わないのはどちらかと考えた結果でもある。 とは言え、神戸の小林にそろそろ負けるかも発言や、若山の不調など、不安材料はあった。 分がいいからこそのプレッシャーも、 各々あっただろう。 ピリピリとした緊張感や、楽観ムード、開き直った感じなど、いろいろな空気が混じった中で最終戦は始まった。 黒番はこちらの奇数番となった。 大将戦の小野対竹内は、実は学本で打ったばかり。 学本では竹内が黒番で、独特な布石に手を焼いていたようなので、小野は黒でよかった。 松岡はどちらでもあまり変わりはないが、熊崎は丹羽相手に黒番なら固いだろう。 問題は副将と四将。 若山は得意の黒番ではなく、さらに名大は竹内・小林・三宅が5の五や目はずしなどを用いた奇抜な布石だった。 布石感覚に難のある神戸と若山は大丈夫だろうか… その不安はまさに的中した。 神戸は相手のペースに飲まれ、序盤から中盤にかけて打てたはずの大場を相手に連打されて形勢が傾いてしまった。 若山は相手の腹中に打ち込む手で緩着が出て、それを咎められて一気に流れを持っていかれ、更に序盤でツブれてしまうという結果に。 小野はどうやら序盤から中盤にかけて打ちやすそう。 事前にアマの知らない布石を読んでいた効果だろうか? しかし、持ち時間の消費が気になる…。 緊迫した空気が流れるなか、まずは五将戦が終わった。 難なくとは言わないが、熊崎が丹羽にしっかり勝ち、まずは1勝。 続いて、大将戦が終わった。 聞いた話では、途中までは優勢だったが、時間の使い方に問題もあり、投了する結果となった。 相手は格上ながら、格上に強い小野ならと期待していたが…残念。 これで1勝1敗に。 次に終わったのは三将戦。 特に見所はない、ハッキリ言うとレベルの低い碁。 決め手はむしろ盤外戦術で、結果的には松岡の時間切れ勝ちとなった。 残りの数手を打って並べてみても大差で勝ってはいたが、完勝とはほど遠い課題の残る碁だった。 勝敗を分けたのはおそらくメンタル面で、西山がやけにぼやいていたのが印象に残った。 これで2勝1敗となり、優勝に王手をかけた。 …が、残る2局が問題。 先に終わったのは副将戦。 これからが神戸の力の見せ所…と思っていた中盤戦だが、得意の接近戦でもおかしな手が出て、らしさが見られない。 後に検討した時も、なにやってんだろうねと自分で言うほどだった。 その後も少しでも味があれば狙う神戸らしさは見られたが成功せず、差を詰めることは出来なかった…。 これで2勝2敗となり、残すは四将戦のみ。 この時点ですでにヨセに入っていたが、明らかに足りない形勢。 いくら若山が終盤に強くても、もうどうにもならない。 中盤で十分頑張ったが、やはり序盤の損が大きすぎた。 最後まで打ち切って並べはしたが、大敗。 岐大の春は終わった。 反省点については、総評としてメーリスで回したのでここには書きません。 がけっぷちとなりましたが、全国を諦めた者は誰もいません。 秋こそはこの雪辱を晴らすべく、精進あるのみ。 岐大にいるらしい、元院生の相当な実力者を引っ張ってこれれば話は早いんだけどなぁ( ̄▽ ̄;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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