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テーマ:心のままに独り言(8750)
カテゴリ:傷だらけの天使
イライラ大爆発で地獄も全焼。
傷だらけの天使 第7話「自動車泥棒にラブソングを」 オープニングを撮影した恩地日出夫が演出。脚本は市川森一。第1話を想定して執筆。おそらく撮影もトップだったと思われる。その証拠にキャラクターを掴み切れていないせいか、出演者全員の芝居が硬い。とくに辰巳がただの官僚にしか見えない。お話自体も悪くはないが第1話に持ってくるには地味。これでは『暗闇仕留人』に負ける。第1話に深作欣二を繰り上げて、本作を放送開始から約2ヶ月後に回したのは正解だったと思う。享は修に住み込みの自動車修理工場に就職が決まったことを告げてペントハウスを去る。一人になった修はパチンコをしたり、映画を観て泣いたり、帰宅して留守電を再生すると電話料金の督促だったり。そんなこんなで綾部から仕事の依頼が入る。車の盗難が頻発、盗難にあった車は解体工場へ持って行かれているようだが場所を特定できない。そこで修が張り込むことになる。そこへ自動車泥棒が現れるが、何と享だった。「あのバカ・・・」。修は享の車を尾行するが窃盗団のボスの愛人・徳子から妨害を受ける。修は窃盗団に捕まってしまうが、綾部が窃盗団のボスと交渉し1億円で手打ちとなる。怒り心頭の修は綾部の元へ1億円を運んできた徳子を現金諸共奪って逃避行する。綾部は再度、窃盗団のボスと折衝しケリをつけることを約束する。その頃三人はどこへ行こうか迷っていた。息子の健太のいるところへ転がり込む訳にはいかないし、享の言うことは全然あてにならないし。そんなこんなで徳子の故郷の近くへ。徳子はいつの間にかケバイ化粧や服装を止めて、地味だけどかわいらしい田舎の女の子に戻っていた。田植え作業に勤しむ三人。山の向こうに故郷があるが、家族はもう亡く墓しかないが、美容師の仕事をすると徳子は話す。そんなこんなで徳子は窃盗団に捕まり、修と享も綾部の手下に捕まってしまう。制裁を受ける修。「裏切るつもりはなかったんです・・・ただ向こうの女と気が合って・・・綾部さんみたいに頭は良くないし顔だってブスだし・・・でも俺は可愛いと思ってるんです」。その瞬間、綾部は杖をへし折る。そんなこんなで窃盗団は最初から綾部と取引するつもりが無かったことが発覚。そして徳子が変死体で見つかったと報道される。動揺する享。修は雨の中、徳子の乗っていた車を売って手にした現金を持って出かける。徳子に渡すために。修は何も知らない。お・わ・り お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年10月16日 20時06分47秒
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