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テーマ:心のままに独り言(8784)
カテゴリ:本
カメリア・ダイアモンド
リチャード・ロイド・パリー『津波の霊たち 3.11 死と生の物語』早川書房 毎年この時期は東日本大震災関係の本を読むことにしている。外国人の視点で書かれたもの。大川小学校については既に読み応えのあるものが出てますが、こちらもお薦め。読み終えたのが偶然3月11日だった。 立岩真也『介助の仕事 街で暮らす/を支える』筑摩書房 分かりやすい本。さくさく読めます。それでいて面白い。個人的には第7章が違う意味で面白いです。 カフカ『変身・断食芸人』岩波書店 二十数年ぶりに読み直し。怖いんだけど赤塚不二夫風。『ウルトラQ』「カネゴンの繭」の元ネタですね。 縄田一男編『時代小説英雄列伝 座頭市』中央公論新社 購入後二十年寝かせっぱなし。原作は数枚のエッセイ。それを大映京都のスタッフと勝新が膨らませまくった。なので~こちらはあっさりしている。 ラッセル『幸福論』岩波書店 以前から読みたかった。岩波文庫にしては読みやすくてわかりやすい。自分の関心を外へ向けなさいと。一方で結構過激なことも言ってたりして。 近藤サト『グレイヘアと生きる』SB Creative 一冊丸ごと白髪の素晴らしさを主張した本。読んでて眩暈がした。誰得な本なんだろう? ハル・クレメント『20億の針』東京創元社 面白かった。というよりも『ウルトラマン』第1話の元ネタ。モロパクリでびっくり。よくできた設定です。なるほどねえ。 マーク・トウェイン『人間とは何か』岩波書店 強烈な毒舌本。往年の名作バラエティ『快傑熟女!心配ご無用』のコメンテーター(野村沙知代・淡路恵子・デヴィ夫人ほか)もびっくりのバッサリぶり。一読する価値あり。 白石雅彦『「帰ってきたウルトラマン」の復活』双葉社 このシリーズで一番面白かった。著者の悪い癖(わざわざ推測と断りを入れる)が格段に改善され読みやすくなっていた。もっと自信を持って書けばいいのにと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年05月20日 22時00分49秒
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