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テーマ:心のままに独り言(8814)
カテゴリ:暗闇仕留人
冷麺はマダム・ヤン。
暗闇仕留人 第26話「拐されて候」 『仕留人』はここまで凡作なし。すげーよ。おきんが怪しげな商売をしている横で浪人の筧弾正(荒谷二中の教員)がガマの油を売ってますよ。見事な啖呵売におきんも惚れ惚れするねえ。弾正は娘のおさき(アプラサール)と貧しいながらもほのぼの二人暮らし。ある日、目明しの屑伝(正直屋店長)が借金の取り立てにやって来る。屑伝のボスで金貸しの松五郎(ミッキー蛇川)は身も心もピュアなおさきに「ホ」の字ダネ。人の良い弾正は松五郎から妻の薬代・五両を借りていたが、利子が膨れ上がり百両になっていた。そこで借金を棒引きする代わりにおさきを寄こせ。もちろん抵抗。明日こそおさきを迎えに来るぜと言われた翌日、おさきは何者かに拐されて行方不明となる。ほんまかいな?屑伝は調べを担当する主水に弾正の自作自演ではないかと伝える。おさきを拐かしたのはおきんだった。おきんはおさきに役者に変装させて江戸から逃がすつもりだった。それを聞いて主水、大吉だけでなく貢まで余計なおせっかいだと注意する。そんなこんなでおさきを探す屑伝を主水が呼び止める。屑伝は見回りから外れているはずの主水がいたことを不審に思う。翌日、主水は与力の名島(甲賀幻妖斉)からおさき誘拐事件が一向に解決しないことを理由に十日間の謹慎を言い渡す。主水の存在を疑った屑伝と松五郎が名島を通じて手を打ったのだ。つうことで一気に公開捜査、あちこちにおさきの人相書きが出回り、借金を返済していない弾正を屑伝がつけ回る。誘拐犯は複数名。ある日、おきんの家で葬式が行われ、妙心尼が読経する中、貢と大吉が棺桶を運び出す。何か怪しいなー。尾行する屑伝の子分を貢が手拭いで絞殺。そんなこんなで妙心尼の寺に到着する。主水は貢が屑伝の子分を始末したと聞いて、ややビビる。そのうち屑伝はしつこく追い込んでくる。屑伝には松五郎がついている。さらに松五郎は北町の鬼与力・名島と繋がっている。おきんは責任を感じ、自分一人で肩をつけようとするが主水に止められビンタ。今更じたばたしてもどうにもならない。貢に「俺たちは初めから一蓮托生なんだ。火の粉は皆で消さないといけないはずだぜ」と諭され号泣するおきんを主水が「泣くなっ!」と激怒一喝。その頃、弾正は何があっても手放すまいと思っていた伊達政宗拝領の刀を売り、四両を受け取っていた。そこへ屑伝襲撃、弾正はおきんに四両を渡し、おさきに秋田へ逃げるよう伝言を頼むと「わしはもう疲れました・・・」と言って屑伝に降参、奉行所へ連行される。その夜、おきんはおさきに秋田まで一緒に行こうかと話すが、おさきは父親と一緒でなければ行かないと言う。秋田は亡き母親の故郷であり、祖父が横手で居酒屋をやっているという。翌朝、ゴミ捨て場に遺棄された弾正の遺体が見つかる。弾正は屑伝と松五郎から拷問を受けたが、おさきの行方は絶対に告げなかった。その知らせを聞いて名島激昂、弾正が死ねば主水の企ての手掛かりを失ってしまう。そんなこんなでおさきは書き置きと四両を残して松五郎の許へ向かってしまう。おさきを助け出そうと焦るおきんに主水は「お前えに命がけで頼みてえことがあるんだ」と言う。おきんは名島に接触、松五郎が老中を通じて名島を甲府勤番にしようとしていると耳打ちする。怒り心頭で松五郎の屋敷に向かう名島に主水が接触。「何か事件ですか?」「何でもない!」と答える名島を背後からブッ刺し、しれっと撤退。その頃、大吉と貢は松五郎の屋敷に潜入。松五郎はおさきを前にしてもう辛抱たまらん。表では大吉が用心棒と屑伝の心臓を捻り潰す(※レントゲン撮影&心電図)。そして人の気配を感じた松五郎は部屋の明かりを消すが、障子から突き出た針にビビりまくり。黒ずくめの貢が姿を現すと松五郎に覆いかぶさり、耳の穴に針をずぶずぶブッ刺し。おきんはおさきを手招きすると夜道を必死に走っていく。その後ろ姿を見届けると主水は走る二人を背にして歩く。お・わ・り 次回感動の最終回。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年10月15日 18時55分02秒
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