完璧なものとは・・・
12月10日からの3日間、コロンボでは、Jewel(宝飾展示会)が開催されました。毎年、スリランカ宝石学協会が主催となって珍しい宝石や鉱物、内包物の写真なども展示され、宝石学を勉強している人には興味深いものなのですが、今年は、スリランカ政府も動いて、かなり大規模、ビジネス的に進められました。展示物の中でも目をひいたのは、スリランカの宝と呼ばれている、↓スター・サファイア(422.99ct)盗もうと思って、近寄ろうものなら・・・刺されること間違いなし。(←嘘)クリスマス前とあってか、客層なのか、宝石のルースよりもジュエリーを販売するブースに客が集中していたけど、今回、私が心ときめいたものは、サファイアの結晶これまで、いくつもサファイアの結晶にはお目にかかっているけど、こんなに青色が綺麗で、完璧な形、そして、この大きさかなり希少でしょう~!買いたいと申し出たけど、販売してもらえなかった・・・(↑当たり前かぁ・・・、このレベルは博物館行きでしょうね)こうして、手で触れて、写真を撮らせてもらえるだけでも幸せですわ(3日間とも通い、触らせてもらったの)世の中に、完璧なものは、本当に無いか、あっても少ないと思います。完璧を目指しながら、それでも、どこかで妥協しながら、折り合いをつけながら、生きていく・・・だから、地中でもまれて、結晶系を失くしてしまった、小石のように丸くなった、このサファイアも愛おしいですね。2012年も素敵な宝石との出会いがありますようにMany Thanks!