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ジュネーブその日暮らし(+革モノ作り・レザークラフト)

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2006年01月02日
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 そういえば1月1日のコメントで書いた巫女さんのバイトですが、おいしいだけでなく、色々なカップルがあって、興味深かったです。

 指輪の交換や、誓詞を読むのに震えてるのはいつも新郎さん。
 ウソみたいなんですけど、3組に1組の新郎さんは、手がブルブル震えてしまって、指輪を交換するときうまく新婦さんの指にはめられないんですよ。新婦さんで震えてた人は私が立ち会った中では一人もいませんでした。
 ちっとも入らなくて、新婦さんがグッと新郎の腕をつかんで強引に指輪をはめたこともあります。
 まあ、結婚式では実は男性の方が純情というか、感動しやすいというか、そういう感じなのでしょう。

 中でも特に忘れられない(?)のが花嫁さんの方が、背も高く、体重も50キロは多そうな超ノミの夫婦のお式。
 花嫁さんは太りすぎで和装は前が合わせられず、神前なのにウエディングドレス。ウエディングドレスもよせばいいのにパニエが一杯でスカートが傘の様に広がったタイプ。廊下一杯にドレスが広がり新郎と並んで歩けず、歩くたびザザッザザッと大きな音がしてまるで「白いレースの小山」。挙句の果てには入り口でつかえてしまい、おつきの人が必死でドレスをかき集め、新婦のおしりの後ろで二人掛かりでドレスのパニエを押さえつけ、押し込むように入場させてました。
 キリギリスのように痩せた新郎は、それをずーっと醒めた目で無感動に眺めてるんですが・・・。
 新婦が動くたびになんかひっくり返りそうになるし、三々九度の台が、ドレスではじかれないよう、私が抑えてましたもんね。
 あのときだけです。宮司さんが「台、台!」ってびっくりして私にあごしゃくって見せたのは。普通余分なこと話しませんから。
 いや、笑い事ではないです。やってるほうは、一生に一度(?)のことなので、絶対間違いがあってはなりませんから必死です。
 でも、その式は無事に済んでよかったです。
 先輩巫女さんが担当した式で、三々九度の時急に新婦さんが泣き出して、
「結婚なんてイヤー。」
と凄い勢いで叫び出して泣き崩れ、式が中止になったこともあったそうです。いくら土壇場っていってもねぇ・・・怖すぎ。

 婚姻届を出すまでは、結婚式を挙げようが、一緒に住もうがそれは単なる同棲です。三々九度はただの形式ですから、親から借金のカタに結婚を強要されているなど特殊事情がある場合を除き、急遽結婚やめると騒ぐ場合は、披露宴の後か、あるいは成田離婚にしましょうね(^^;)。

 しかし、バイトで巫女さんをすると、自分の式の時に感動が薄い。
 無宗教の人前結婚だったのですが、全く緊張がなく、あとで写真見ても全然普通に大口あけてたり(^^;)。招待した友人たちにも、
「全然緊張してなかったよね。料理もバクバク食べてたじゃん
と、しっかりチェックされていました。





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最終更新日  2006年01月02日 03時43分17秒



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